naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

そうそう、思い出した、小田さんの白髪

24年前の、「笑っていいとも」の、小田(和正)さん出演映像を載せた。

  ※お宝映像! 「84.2.14 小田和正 on テレフォン・ショッキング 」
      http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/55947515.html

何度観ても面白いんで、今も観ていたのだが、そうそう、思い出した。

小田さんの白髪。

84年2月時点のこの映像、額の上のところに白くなっているところがあり、頭全体も白髪が目立つ。

さだ(まさし)さんや、谷村(新司)さんや、松山千春の例もある。

小田さんが、ハゲなかった、というのは、彼のキャラクター、音楽のイメージにとっては非常に大きいことだった、と私は思う。

自分の努力が及ばない、毛髪問題。

しかし、男にとっては大きな問題だ。ハゲ。白髪。

突然話はそれるが、私自身、父も父型の祖父も、見事に禿げていたので、30代に入った頃に、両耳の上に向けての「切れ込み」が鋭くなってきた時に、「あ、やっぱり」と、危機感をおぼえたものだ。
しかし、結果としては、それ以上の頭髪の後退はなく、現在に至っている。
でもデブだけど。

入社同期の者で集まって飲んでいる時も、よく髪の毛の話題になる。私の同期(16人)の場合、50歳を超えて、不思議なことに、白髪でまっ白になった者はいるが、禿げた者は一人もいない。

話はそれたが、小田さん。

さださんが、グレープの頃から、髪の毛が後退し始めて、ステージのトークでも自虐的に話題にしていたのをおぼえているが、小田さんは、そういうことはなかった。

しかし、これは、オフコースのオールドファンでないと知らない事実なのだが、小田さんは、禿げこそしなかったが、白髪は早かったのだ。

私の記憶では、初めて小田さんの額のところに白いものが見えたのは、確か、81年の「We are」のツアーの頃、つまり、33歳の頃だと思う。

武道館の客席からステージを見て、一緒に聴いていた連れの女性が「ねえ、あれって、白髪? メッシュ?」と笑いながら言ったものだ。
当時は、まだ30代前半なのにまさか白髪? という感じだった。

しかし、やっぱり白髪だったのだ。

市販されている、82年6月30日の武道館でのライブ映像、そして、この「笑っていいとも」の映像を観ると、改めて、その頃のことを思い出す。

バンドを解散して、ソロ活動に入ってからの小田さんは、オフコースの、たとえば「ワインの匂い」の頃のような長髪のイメージとは180度違う、すっきりと刈り上げたヘアスタイルになり、それと同時に、おそらく白髪も染めるようになったのだと思う。

そんな小田さんを、今では普通に観ているのだが、そうそう、小田さんに白髪発生、の場面を、自分はリアルタイムで知っているのだ、と、今思ったのだった。

そういえば、このトークの相手、タモリさんにも、一時、相当根強い「ヅラ疑惑」があったっけなあ。