naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

昨日のオリンピックから

何となくテレビのチャンネルをまわしていたら、女子のホッケー、ニュージーランド戦をやっていた。

アイスホッケーはテレビで観たことがあるが、陸の(って言うのかな)ホッケーは初めて観るような気がする。

ルールも何もわからないが、なじみのない競技を目にするのも、オリンピックならではだ。

一番びっくりしたのは、パスの正確さ。
あんな棒きれ(何て言うんですか、あれ)でボール(アイスホッケーと違ってボールなんですね)を打っているのに、ねらった先の選手に、寸分たがわずに渡り、また、受ける側もぴたっと受け取る。

たまに観るサッカーだと、もっと違う方にボールが飛んでしまったりするような印象がある。ホッケー、日本代表、うまいじゃないか、と思ったが、ホッケーの世界では、当然のレベルなのだろう。

一番不思議だったのは、両チームの選手のユニフォームがスカートであること。
これだけ走り回るのだったら、サッカーみたいに短パンの方が絶対動きやすいと思うが、これはやはり決まりなんだろうか。

あと思ったのは、それにしても、プレイしているこの選手たちは、数ある団体球技の中から、どうしてホッケーを志したんだろう、ということ。
ホッケーがメジャーなスポーツであるかどうか、という気持ちが瞬間頭をよぎったからだが、私などがそういうことを言うのは偏見というものだと思い直した。
でも、集団で一つのボールを追いかけながら、相手の守りを突破してゴールに入れる、という点では、共通する競技が、他にもいくつもある。サッカー、ハンドボール、バスケットボール、水球・・・。

やはり、他の競技では絶対に得られない面白さ、自分にフィットする適性があるのだろう。

音楽をやる人が、同じクラシック音楽、あるいは同じロックを演奏するに際して、数ある楽器の中から、どうしてその楽器を選んだのか、というのに通じるものがある。
どうして、ヴァイオリンでもチェロでもなく、マイナーなヴィオラをやってるんですか、という・・・。

とにかく、開幕前に期待の声が大きかった、男女のバレーボール、サッカーがいまだ勝てない中、女子ホッケーは、このニュージーランド戦で、団体球技初勝利。
試合終了間際、相手チームの猛攻をしのいだ場面はすごかった(とはいえ、あまりにボールの動きが速くて、追えなかったけど(笑))。

次の試合も頑張ってほしい。

話変わって。

オリンピックには、色々な国から選手が参加するから、日本語の感覚から見ると面白い人名を見かけることがある。

昨日、NHKの番組で、競技結果を流していた中で、競泳男子、400メートル個人メドレーの上位者が画面に出た。アメリカのフェルプスが、世界新記録で「まず1冠」を手にしたレースだ。

2位のところに・・・。

   シェー(ハンガリー)

シェー?

赤塚不二夫氏が逝去した折だけに、思わず笑ってしまった。

今日の朝日新聞の朝刊で見ると、

   チェー(ハンガリー)

となっている。

ハンガリー語はまったくわからないが、きっと日本語で表すのが微妙な音(おん)なのだろう。

さらに話は変わるが、野口みずき選手、左足の肉離れを起こしているそうだ。
既に補欠の選手との入れ替え期限も過ぎているとのこと。
野口選手本人は出場を希望していると言うが、心配だ。