えっ、王手なの?
これ、延長に入ってから知った。
(○)●○
という推移(( )はアドバンテージ)。
グラウンド上では、1勝1敗。
アドバンテージ込みで、2勝1敗。
アドバンテージ込みで、2勝1敗。
第2ステージは、4勝した方が勝つと理解してはいたが、引き分けについては、日本シリーズのようにノーカウントになるものとばかり思っていた。
75年の阪急=広島(阪急の4勝0敗2分)、86年の西武=広島(西武の4勝3敗1分)の例がある。
しかし、そうじゃないんですね。
この第2ステージは、あくまでグラウンド上の6試合で打ち切りらしい。
だから、今日の引き分けで、
(○)●○△
ジャイアンツの2勝1敗1分になって、残りは3試合。
これを仮にジャイアンツが全敗すれば、中日の4勝2敗1分となるが、
(○)●○△●●●
ジャイアンツが1勝、中日が2勝だと、両チームが3勝3敗1分で並ぶ。
(○)●○△●●○
ということで、今日の試合が引き分け、というのは、ジャイアンツにとっては、王手をかける意味を持つのだった。
いやあ、知らなかった。
12回打ち切りの規定なので、12回の表、マウンドに上がった東野が、いきなり荒木にヒットを打たれながら、森野をセカンドフライ、ウッズを三振に打ち取り、和田を敬遠した後に英智を三振に切って取った、その瞬間、つまり中日の勝ちがなくなった時点で、12回裏のジャイアンツの攻撃がどうあれ、王手がかかったわけだ。
何か、ちょっとしょぼい王手だったな。
イ・スンヨプの逆転3ランで盛り上がり、それをリリーフ陣がピシャっと抑えていれば、さすが、リーグ覇者の野球、というところだったが・・・。
まあ、そんなぜいたくはまだ言っていられない。
あと1勝、されどその1勝をするのは大変なことだ。
あと1勝、されどその1勝をするのは大変なことだ。
明日、決めてくれるか?