naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

中堅どころが特にいい「だんだん」

朝の連続テレビ小説、「だんだん」。

土曜日にBS2で放送される、1週間分のまとめ放送を録画して観ている。

先週の分まで観終わった。忠がエキシビションの試合を戦い、夢花が芸子にはならない、と宣言して、置屋を出ていくまで。
前半の山場、というところだろう。

島根と京都が舞台だが、画面に映る出雲大社宍道湖を見ていると、一度行ってみたいと思わされる。
「だんだん」「ごしない」など、島根の方言は、ビッグ・コミック・オリジナルに連載中の「蔵人」で、活字では目にしているが、実際に発せられる言葉で、それを聞くのは、とても興味深い。

話もなかなか面白い。このドラマの設定の一番のポイントである、何故、双子が島根と京都にひきさかれたか、といういきさつが、今一つ弱いようには思うが・・・。

どの役者もみんないい。そう思う。

先週の分を観ていて特に思ったのは、吉田栄作石田ひかり鈴木砂羽がいいなあ、ということだ。

吉田栄作演ずる忠、味のある、いい男だと思う。

花雪役の石田ひかりが、また実にいい。私は、「ひらり」の頃から、この女優さんがあまり好きではなかった。姉の石田ゆり子は、大好きでたまらないのだが。結婚したいと思うくらい。ヾ(ーー )ォィ
しかし、ここでの、芸子として、母親としての石田ひかりはほんとにいいし、きれいだと思う。

そして、けなげな嘉子を演ずる鈴木砂羽がまたいい。

ドラマでは、お父さん、お母さんにあたる、30代後半の世代の3人の役者さんが、いい味を出している。

あと、島根出身ということでか、主題歌を歌っている竹内まりやが、ナレーションもやっているのだが、このナレーションが、すごくうまい。
アナウンサーか女優さんがやっているのかと思うほどのうまさだ。
これは、木更津の母も、この前帰省した時に言っていた。

さて、これからどうなるんだろう。

石橋の思惑通りに、このまま双子姉妹デュオとして歌手デビューに向かうんだろうか。
それじゃ、ありきたりだな。