日本人力士であることが重い。
外国人力士であれば、育った環境や文化から、ドラッグというものについて、日本人とは別の感覚、考え方を持っていることもあるかもしれない。
しかし、日本の教育を受け、日本の社会で育って生きてきた社会人であれば、違法性は重々わかっているはずだ。
それなのに。
しかも、若麒麟の場合、昨年の抜き打ち検査の時に、すんなりと陰性ではなかったと聞く。
今思うと、本人としては、冷や汗をかいていたのだろうが、それでもなお続けていたのだとすれば、これはもう何とも言いようがない。
今思うと、本人としては、冷や汗をかいていたのだろうが、それでもなお続けていたのだとすれば、これはもう何とも言いようがない。
これは、前記3力士の事例よりも、はるかに重大だと思う。
いい突っ張りを持っていたし、当時の師匠から「麒麟」の名前をもらっていたのに、残念なことだ。