naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

中川財務大臣の新聞記事の扱い

昼間は、「辞任する」って言ってると、ネットのニュースで見たのだが、会社から帰ってみたら、もう辞任していました、中川財務大臣

ところで、今回の件で一つ思っていたことがある。

最初に、あの会見で、ろれつがまわらなかったとか、おかしかったとか言う新聞記事は、家で購読している、朝日新聞日本経済新聞とも、とても小さい記事だったんですよね。

この会見の件は、「めざましテレビ」のニュースでまず観た。

やはり映像で観ると、あの普通じゃないしゃべりが、ダイレクトにわかるので、インパクトがあった。

で、新聞ではどうなの? と、手元の朝刊2紙を開いてみたら、とてもちっぽけな記事。
これまた違う意味で印象に残った。

それが、たちまち、更迭だの慰留だの辞任だのと、大きな扱いになって、常に一面の記事。
今日の夕刊も、「辞任へ」がトップ記事だった。

閣僚の辞任につながる事態になったにもかかわらず、その発端を伝える記事がとても小さかった、というのは、ちょっと珍しいことではないだろうか。

つまり、朝日、日経とも、当初の記事は、大臣が会見でちょっとヘンだった、というエピソードとしてだけ、とらえていたように思えるのだ。

閣僚の首が飛ぶほどのことと、その時点では思っていなかったとすると、敢えて言うなら、大新聞には珍しい読み間違い?