naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~今週も午前午後と練習

イメージ 1

   浦安市文化会館第1練習室。



午前は高弦分奏

日 時 : 09年3月15日(日) 9:30~12:00
場 所 : 浦安市文化会館第1練習室
指 導 : 弦トレーナーY先生
内 容 : 高弦分奏(ヴァイオリン、ヴィオラ)
曲 目 : ベト1(1~4楽章)
弦人数 : 3・3・3
弓の毛 : 無事

先週に引き続き、午前高弦分奏、午後合奏というスケジュール。

Y先生のサイトによると、先週、8日(日)午前、我々の高弦分奏を指導して下さった後、別のアマオケの指導にまわられてから、その日の内に広島へ。
広島から九州と、N響の演奏旅行をされて、昨14日(土)、福岡から帰京。
そして、今日の午前、再び浦安の高弦分奏。

いやはや、お忙しいことだ。

しかも、練習前にちょっとお話を聞いたら、今日は、我々の分奏の後、山中湖へ行って、指導されている大学オケの合宿なのだそうだ。

そんなご多忙の中をおいでいただいたのに、今日はちょっと人数が少なく、残念だった。

先週までで、「展覧会の絵」を一通り指導していただいたので、今日は再度ベト1。

1楽章から順に、最後まで細かくみていただいた。

午後は合奏(フェルラーリ集中練習)

日 時 : 09年3月15日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : フェルラーリ(1~4楽章)
弦人数 : 7・4・2・4・2
弓の毛 : 無事

午後は、団内指揮者K氏の指導での合奏。

当初、今日の午前は、高弦分奏と管分奏、午後はチェロの自主練という予定だった。

しかし、K氏から、フェルラーリの集中練習をやりたいという話が出て、急遽合奏となった。

フェルラーリというのは、ヴォルフ=フェルラーリ作曲の、「ファゴットと室内アンサンブルのための小協奏組曲ヘ長調」である。

合奏と言っても、編成は、弦楽合奏+ホルン2本。
団内ソリストとして、管インペクのTさんが吹いて下さった。

1楽章から順番に全曲。

今回演奏することになるまで、全然知らなかったこの曲。
音源を聴いてみても、正直な感想としては、「何か、パッとしない曲だなあ・・・」という感じだった。

しかし、先月の合宿で本番ソリストのK先生(元N響)と合わせ、以後、回数を重ねてくると、しみじみと美しい、いい曲だと思うようになった。
(ただ、これは、繰り返し合わせてきて感じることなので、本番当日、初めて聴くお客さまにとって、どういう印象なのか、それについては、少なからず不安ではある)

今日は、この曲だけに時間を費やしての合奏だったので、曲との距離がまた縮まった気がした。

1楽章は、一番つかみどころのない感じの音楽だ。弦は終始ミュートをつけて演奏する。
それだけに、音の動きをかなり明確に強調しないと、聴いていてどういう音楽なのかわからないのではないか、と、個人的には思う。

2楽章。テンポが速い、3拍子のスケルツォ的な音楽。
以前から、メロディの一部が、井上陽水のアルバム「氷の世界」に入っている、「自己嫌悪」という曲の一節を思い出させる。こんな連想をするのは、私くらいだろうか。

3楽章は、美しい。本当に美しい音楽だ。我々の演奏も、今日の合奏で、かなりきれいな音になったと思う。

そして、4楽章は、コンチェルトのフィナーレとしては、いささか地味な音楽。
これも、途中に、「待ちぼうけ」を連想させるメロディが出てきて、ファゴットの音色もあいまって、何か可笑しい。
K氏によると、我々の演奏は、真面目すぎるとのこと。ベートーヴェンみたいに聞こえるそうだ。もっと、イタリアのイメージで、と言われた。

全体を通じて、「弾き過ぎ」だとのこと。特に細かいところを弾きすぎるそうだ。もっと、ラクに演奏していい、と。

だいぶ曲にはなじんできたが、ソロとの関係などは、まだ全然わかっていない。スコアをもっと勉強しなければ。

※練習往復の音楽
    ムソルグスキー(ストコフスキー編曲) 展覧会の絵
       ストコフスキー=ニュー・フィルハーモニア管
    ムソルグスキー(ハワース編曲) 展覧会の絵
       ハワース=フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
    ムソルグスキー(神谷百子編曲) 展覧会の絵
       神谷百子(マリンバ)&フレンズ
    ハイドン 交響曲第9番~第12番
       フィッシャー=オーストリアハンガリーハイドン
    ベートーヴェン 交響曲第1番
       アバドベルリン・フィル
    モーツァルト 交響曲第1番、第4番
       ベームベルリン・フィル