naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

仲間たちの厚意でアクシデント解決~アンコール楽譜

5月の定期演奏会のアンコール曲が決まり、3週間前の練習の時にパート譜が配られたのだが、アクシデント。

団所有のスコアとパート譜(以前演奏した時のもの。私の入団前)をコピーしたものなのだが、ヴィオラパート譜がないのだ。

編成上ないのではなく、団として保管している楽譜から、何かの事情で紛失したらしいのだ。

これは困った。

何とか調達せねば。

団内のメーリングリストに、事情を説明し、楽譜を持っている団体をご存知の方はいませんか、と呼びかけた。

自分でも、「Freude」のサイトで、演奏歴のある団体を調べてもみた。

また、山野楽器やヤマハにも問い合わせ。

メーリングリストを通じて、何人もの団員が、助言を下さった。

東京文化会館の資料室にあるのではないか。
民音で借りられるのではないか。

楽譜の出版社や楽器店に問い合わせてくれた人や、知人のオケに聞いてくれた人。

色々動いたにもかかわらず、パート譜の調達は難しそうな情勢に。

スコアはあるのだから、そこから手書きで起こすか、と決めかけていたところ、ヴァイオリンのMさんが、「スコアがあるんだったら、パソコンでパート譜作りますよ」と言って下さった。

彼女は、「バックベイストリングス」の主宰者、カルテット仲間でもある。

そんなことができるのか。さすが、アメリカに音楽留学していただけのことはある。

迷わずお願いすることにした。

スコアを渡して1週間。今日の午前の弦分奏の時に、めでたくそのパソコン製パート譜を受け取ることができた。
これがまた、もともとこれがパート譜として売っていたんじゃないだろうか、というような立派な楽譜で、パートメンバー一同、感激。

Mさんに、この話を打診して下さったのは、同じヴァイオリンのUさんだった。Uさんのご厚意あってのことだ。
Mさん、Uさんに感謝感謝である。

それにしても、アクシデントのSOSに対して、たくさんの団員がレスポンスを下さったことが、大変嬉しかった。

困った時に助け合う。
いい仲間だ!

5月の本番を聴きにきて下さる方、アンコールの時に、ヴィオラのメンバーを見て下さい。
きっと、他のパートよりも感慨ひとしお、って顔をして弾いていることでしょう。