naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ご近所アンサンブル~モーツァルトのコンチェルトなど

今日11日(土)は、ご近所アンサンブルの月例練習。

いつもの、マンションの集会室で、14時から19時半過ぎまで合わせた。

今日は、ファースト・ヴァイオリンのHoさんと、ヴィオラのTさんが欠席。
セカンドのHiさん(少し遅刻)、チェロのIさん、クラリネットのSさんと私の4人だった。

まず、Iさんからメールで楽譜が配信されていた、


Sさんのソロに、チェロとヴィオラの3人で、1楽章から3楽章まで合わせてみた。

終わったところに、Hiさんが到着。

次は、Iさんが集めた、モーツァルト交響曲全曲の楽譜から、

モーツァルト 交響曲第31番ニ長調「パリ」

を、1楽章から3楽章まで、クラ、弦3人で。

クラが入っているシンフォニーということで、Iさんが選んで来られたもの。

この曲は、大学オケの時に弾いたことがある。33年ぶりだ。

もちろん、さすがモーツァルトという音楽ではあるが、ヴィオラの音符は、やや型どおりというか、その前のクラコンのような深みには欠ける気がした。

その後、これもIさんがメールで配信された楽譜。

モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調(弦楽六重奏版)

クラコンはオリジナル譜だったが、こちらは、ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1、コントラバス1の弦楽六重奏版。

それを、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各1本で合わせた。

私が弾いた第1ヴィオラは、原曲のソロの部分ももちろん入っているが、オケのヴィオラパートも弾く形。原曲だと、ヴィオラのソロが弾く部分が、チェロにまわっていたりする。

そういう楽譜だが、やはりソロ部分は難しい。とても初見でこなせるしろものではない。

休憩の後、遅れて来られたHiさんが、やはりクラコンを弾いてみたい、ということで、再度、


クラと弦4人で、1楽章から3楽章までをもう一度演奏した。

2回もコンチェルト全曲を吹いたSさんは、そうとうきつかったようだ。

しかし、やっぱり、このコンチェルトは、いい曲だ。
いや、いい曲、なんて気軽に言えないような音楽だ。

オリジナル譜ではあるが、こうやって、クラと弦楽の室内楽でやっても、充分格好がつく。

そして、もう一度、

モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調

の第1楽章をやった。

次に、これもIさんが持ってこられた楽譜で、

アルビノーニ 弦楽のためのソナタ

弦楽五重奏の編成の曲だそうだ。
作品2という番号で、6曲。

これを、弦3本で、2番、1番、3番、6番、5番、4番の順に合わせた。

どれも、緩-急-緩-急の4楽章構成。

5人揃ってのアンサンブルだったら、きっとさらに充実した響きになったことだろう。

しかし、この一連の作品、ヴィオラがとてもいい音を出せる。

最後に、Iさんが、いい曲だという、知人の勧めで持って来られた、


リムスキー=コルサコフが、カルテットを書いていたなんで、知らなかった。
帰宅してから、渡辺和氏の「クァルテットの名曲名演奏」(音楽之友社)を見てみたが、載っていない。この本、アリアーガやヴィラ=ロボス、三善晃細川俊夫の作品まで載っているのだが。

4楽章構成の曲だが、1楽章と2楽章を演奏した。
2楽章は、8分の3のアンダンテで、今、浦安オケで練習しているベト1の2楽章を思い出させる音楽。しかも、冒頭は、ヴィオラのソロだ。

2楽章までで切り上げたが、合わせてみた3人の感想は、ちょっと、今一つの曲だなあ、というところ。

ということで、欠席者がいたこともあって、8月の演奏会に向けての練習はまったくなし。
譜読み大会で終わった。

来週の土曜、また集まることになっている。
次回は、全員集まって、演奏会の練習をしたいものだ。