その流れで、今日は、もう一つの協奏交響曲K297b、管楽器のソロの方を、朝の出社時に聴いた。
K297bは、モーツァルトの作品の中でも、特に好きなものの一つだ。
色とりどりの管楽器のソロがいりまじって聞こえるさまは、果物などの具材や、生クリームとスポンジケーキを、いっぺんにほおばった時の嬉しさそのものだ。
(ちなみに、宇野氏は、この曲の第1楽章について、「花園に遊ぶ想いがする名作」と評している)
3つの楽章すべてが変ホ長調で書かれていることなどから、偽作説もある作品だが、そんなことはどうでもいい。
好きなものは好き。
美しいものは美しい。
それでいいじゃない。