今日18日(土)は、朝、木更津の実家に顔を出し、父母と昼食を食べて帰ってきた。
帰宅後すぐ、先週に引き続き、ご近所アンサンブルの練習のため、マンションの集会室へ。
ファーストのHoさん、クラのSさんが欠席。
セカンドのHiさん、ヴィオラのTさん、チェロのIさんと私の4人。
Hoさんは、2週連続の欠席だが、ファーストがいないのは、やはり痛い。
8月の演奏会の曲の練習は、今日も見送って、Iさんの持ってこられた楽譜を合わせることになった。
ヴァイオリン1、ヴィオラ2、チェロ1という編成ではあるが、全曲を合わせた。
初期の作品であるせいか、リズムの複雑さが比較的少ないこと。それと、六重奏のため、ファーストヴァイオリンとファーストヴィオラが同じメロディを弾く場面が結構あり、4人中2人が同じことをやっていると、崩れにくい。
いずれ、フル編成でやってみたいとの話が出た。我々の通常の編成は、ヴィオラ2本の弦楽五重奏なので、チェロがもう一人いてくれるとできる。
それ以前に、どうせブラームスをやるなら、弦楽五重奏も試してみたいものだ。
次に、Iさんが、近い内にソリストを務める(お医者さんのオケでという話だった)コンチェルトを。
モン チェロ協奏曲ト短調
モンという人は、バッハやヘンデルより一世代下の作曲家。
急-緩-急の3楽章編成だ。
ブラームスの後に、こういう楽譜を弾くと、何とも言えぬ安心感がある。
(家にあった、デュプレのCDをIさんにお貸しした)
ところで、このコンチェルトを合わせながら思ったのが、「テンポの相対性」。
オケの場合は、指揮者が「絶対的」なテンポを示す。
聴衆の立場で音楽を聴く時も、そこに提示されるテンポは、唯一絶対のものだ。
全員が、「同じテンポ」、「安定したテンポ」で弾くことの難しさは、いつも痛感する。
それから、「相対的」というのは、こういうことだ。
弾いていて、例えば、チェロが、急にテンポが遅くなったように感じる場面があったとする。
自分では、安定したテンポで弾いているつもりなので、チェロがテンポを変化させたように感じるが、しかし、チェロの側からすると、私のテンポが速くなったと思っているかもしれない。
自分では、安定したテンポで弾いているつもりなので、チェロがテンポを変化させたように感じるが、しかし、チェロの側からすると、私のテンポが速くなったと思っているかもしれない。
真相はわからない。どっちのテンポが変化したのか。
いずれにしても、それを感じた時に、すぐさま歩み寄って同じテンポにしていくのが、指揮者のいないアンサンブルに求められるスキルなのだろう。
Hiさんが、17:00までで帰られるという話なので、残り時間を気にしつつ、もう一つ何か、と相談して、先週もやった、
をやることにした。
これも全曲通した。先週より一人多かった(セカンドヴィオラ)ので、充実感があった。
14:00から17:00までと、5時間半弾いた先週よりは短い練習に終わった。
次回は、ゴールデンウィーク中に1回集まる。次回こそ、メンバーが揃って、演奏会の曲を練習したいものだ。