naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~午前午後と合奏

午前はフェラーリ


日 時 : 09年5月3日(日) 10:30~12:00
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : フェラーリ(3・4・2・1楽章)
弦人数 : 8・6・4・4・3
弓の毛 : 無事                ←これがユニ響のTさんにウケていることを昨日知った

昨日は、団員の結婚披露パーティーでの演奏。楽しい時間だった。

今日3日(日)は、3週間後に迫った定期演奏会に向けての練習。昨日、パーティーオケの練習をしたのと同じ、Wave101の大ホールで、午前、午後と集中練習である。

まず、午前は、フェラーリのコンチェルト。

本番のソリストはおいでにならず、団員が代奏。

3楽章から。代奏はTさん。
「3楽章が、一番できてないんだよね」とY先生。今日は、3楽章を中心にやるとのこと。

言われたのは、オケの音が大きすぎることと、音程。

シンプルに書かれているだけに、僅かな音程の狂いが響く、と指摘。

例えば、ファースト、セカンド、ヴィオラで和音を弾く時に、他のパートが何の音を出しているか、知って演奏しよう、と言われた。
「和音を作っていく耳」を持つように、と。

次に4楽章。代奏はCさん。
「4楽章は安定してきた」とY先生。コンマスのYさんがよく練習してきた成果だと賞賛されていた。

この楽章でも、ハーモニー。「意識することで変わってくる」とのお話があった。

残り時間で、2楽章(Cさん代奏)、1楽章(Tさん代奏)も。

このコンチェルト、本番に向けてもうひとがんばりだ。

午後は先週に引き続き「展覧会の絵」をみっちり


日 時 : 09年5月3日(日) 12:45~17:00
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生、副指揮者S先生(ベト1の3楽章のみ)
内 容 : 合奏
曲 目 : 展覧会の絵(下記)、ベト1(3・4楽章)
弦人数 : 12・9・8・12・4
弓の毛 : 無事

短い昼食休憩の後、午後は、「展覧会の絵」。

美浜公民館の音楽室より広いので、本番間近で人数が増える今の時期はありがたい。

  プロムナード1
  グノーム
  プロムナード2
  チュイルリー
  プロムナード2
  古城
  プロムナード3
  古城
  プロムナード3
  チュイルリー
  ビドロ
  プロムナード4
  カタコンベ(休憩の間にトロンボーンとチューバだけ)
  プロムナード4
  殻をつけたひなどりのバレエ
  サムエル・ゴールデンベルグとシュムイレ
  リモージュ
  カタコンベ
  死者の言葉による死者との対話
  鶏の足の上の小屋
  キエフの大門

先週、細かくしつこい練習でしぼられたが、その続きで、「チュイルリー」以下が同様の指導。

関連するパートを取り出して組み合わせたりする、細かい練習。

「いずれ、みっちりしぼられるだろうな」と思っていた、「ひなどり」や「リモージュ」など、とうとうその日がやってきた、という感じで、繰り返しじっくり練習。
しかし、そういう練習を踏むと、やはり少し自信のようなものが。
少なくとも、「リモージュ」などでも、こわがらずに弾けるようにはなったと思う。

休憩の後は、ベト1。

今日はベト1のトップのSさんが欠席なので、代奏。

展覧会の絵」で、既にいっぱいいっぱいなのだが、この後、ベートーヴェン、それもトップかよ、と思うと、気が重い。

まず、3楽章。Y先生が打合せ中ということで、副指揮者のS先生にみていただく。

弾いてみて思った。「こりゃだめだ」。
やはり、「展覧会の絵」で燃え尽きてしまった感じだ。ベートーヴェンには合わない、きったない音しか出ない。

Y先生が戻られて4楽章。

「今、3楽章を聴いてたけど、テンポ感がアバウトになっちゃった」。
「僕が「展覧会の絵」で、みんな、もっと自由に演奏しよう、と言ったけど、ベートーヴェンは違うんだよなあ(笑)」。
ベートーヴェンは、全然違う音楽だから、もっと正確さがほしい」。

展覧会の絵」からベト1への切り替えができなかったのは、私だけではなかったようだ。

本番は、ベト1が先だから、こういうことはないんだろうけど。

あと、Y先生が言われたのは、「この1番って曲は、弾けるようになったつもりでいても、すぐ忘れてしまうところがある。難しい曲なんだよ」。

ということで、この4楽章も、「展覧会の絵」と同様に、分解しながらの細かい練習。思い出すための合奏になった。

ベト1の1・2楽章を除くと、午前と午後で、ひと通りの曲を練習した。

今日は、疲れたけど、ためになってよかった。

※練習往復の音楽
    ハイドン 交響曲第25番、第26番「哀歌」、第27番
       フィッシャー=オーストリアハンガリーハイドン