週末に迫った、24日(日)のオケ本番で弾く曲について、あれこれ。
オープニングは、ベートーヴェンの1番。
高校に入って、クラシック音楽を聴き始めた頃、まだあまりレコードを持っていなかった私に、クラシックに詳しい母方の従兄が、手持ちのレコードをしばらく貸してくれたことがあった。
自分のものとして初めて持った1番のレコードは、ベーム=ウィーン・フィルの演奏だった。
大学入試に合格したら買ってもらうと親にねだっていた、ベートーヴェンの交響曲全集。
約束通り、入学間もない時期に買ってもらったのだ。74年の4月のことだった。
大学入試に合格したら買ってもらうと親にねだっていた、ベートーヴェンの交響曲全集。
約束通り、入学間もない時期に買ってもらったのだ。74年の4月のことだった。
ベト1に関する一番の思い出は、これも、大学入学当時。大学オケの部室で聴いた演奏だ。
入学して、オケに入部し、初めて練習見学に顔を出した時だったと記憶する。
その当時、大学オケは、7月に行われるサマーコンサートに向けて、練習していた。
我々の在学中、サマーコンサート(「サマコン」と言っていた)は、前半にクラシックの軽めのプログラムを組み、休憩後は、イギリス人指揮者のD.H氏のアレンジによる映画音楽などを演奏するのが通例だった。
そして、部室に入って、練習開始。
大学オケに入部して、初めての練習見学で、先輩たちが演奏する生の音を聴いた、それがベト1だったのだ。
ベト1についての、個人的な思い出としては、一番大きい。
入部したばかりの初心者だったので、このサマーコンサートの本番では、当然ヴィオラでは乗れなかったが、「フィンランディア」のパーカッション、映画音楽集のシンセサイザーを担当した。
ヴィオラでのデビューは、秋の定期演奏会となる。
ヴィオラでのデビューは、秋の定期演奏会となる。
さて、浦安オケでのベト1だが、今回の演奏会は、浦安シティオーケストラ設立20周年記念演奏会にあたる。
89年12月、第1回の演奏会、「浦安シティオーケストラ誕生演奏会」のメインがベト1だった。私が入団する5年少し前のことだ。
以後、ベートーヴェンの9曲を、順次演奏する構想がある、と、私を今のオケに誘ってくれた、大学オケの先輩、S氏から聞いた。
その時点で、5番までを演奏しており、では、次は「田園」か、と思っていたのだが、現実にはそのようにはならなかった。
しかし、順番はどうあれ、浦安オケ入団後、今回の1番で、私はベートーヴェンのシンフォニーを8曲演奏することになる(残るは4番のみ)。
しかし、順番はどうあれ、浦安オケ入団後、今回の1番で、私はベートーヴェンのシンフォニーを8曲演奏することになる(残るは4番のみ)。
設立20周年にあたって、指揮のY先生からのご提案などもあり、ベト1を再演することになったものだ。
特に、年齢を重ねてきて、だんだんしんどくなってきているのは事実(笑)。
それでも、やっぱりベートーヴェンはいいなあ、といつも思う。
それが、ベートーヴェンなのだ。
※関連の過去記事
ベト8、ブラ2~交響曲の符丁
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/51789910.html
音楽「自分史」~ヴィオラ事始め
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/17478028.html
ベートーヴェンの交響曲を好きな順に並べると
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/32252281.html
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