楽友会総会が終了し、学内の兼松(かねまつ)講堂(写真)へ。
日 時 2009年7月4日(土) 14:00開演
会 場 一橋大学兼松講堂
指 揮 米崎栄和
曲 目 ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」より
情景
ワルツ
四羽の白鳥たちの踊り
ハンガリーの踊り
終曲
シベリウス 交響曲第2番ニ長調
<アンコール> シベリウス 「カレリア」組曲から「行進曲風に」
会 場 一橋大学兼松講堂
指 揮 米崎栄和
曲 目 ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」より
情景
ワルツ
四羽の白鳥たちの踊り
ハンガリーの踊り
終曲
シベリウス 交響曲第2番ニ長調
<アンコール> シベリウス 「カレリア」組曲から「行進曲風に」
今回、国立まで足を運んだのは、メインがシベ2だから。
一橋大学管弦楽団第22回定期演奏会
月 日 1974年11月27日(水)
会 場 杉並公会堂
指 揮 David Howell
曲 目 モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
サン=サーンス 「アルジェリア」組曲
シベリウス 交響曲第2番ニ長調
月 日 1974年11月27日(水)
会 場 杉並公会堂
指 揮 David Howell
曲 目 モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
サン=サーンス 「アルジェリア」組曲
シベリウス 交響曲第2番ニ長調
兼松講堂は、ほぼ満員の盛況。
2階の正面席に座った。
プログラムを見ると、私の在学中に比べて、団員が多いことに驚く。
ということで、弦も曲によるメンバーの入れ替えが見られた。
すごいねえ、しかし。
近年は、このオケもインターカレッジ化が進み、他大学の学生も相当数入っていると、午前中の楽友会総会で聞いた。
その影響なのだろうか。
ヴィオラデビュー曲のシベ2がメイン、という他に、そうした懐かしさも感じながら聴いた。
立派な演奏だったと思う。
私の時代のオケは、こういう水準の演奏ができてたんだろうか。
どうなんだろう。
どうなんだろう。
35年前、このシベ2から、私のオケ人生は始まった。
今回、ステージでシベ2を演奏した、私の子供の世代にあたる学生さんたちも、これから末永く、オケを続けていってほしい。
そう強く思った。
(あ、でも、私の場合、卒業後、楽器はやめちゃって、20年近いブランクの後に、たまたま今のオケに入ったんで、言う資格はないんだけどね(笑))
今回、ステージでシベ2を演奏した、私の子供の世代にあたる学生さんたちも、これから末永く、オケを続けていってほしい。
そう強く思った。
(あ、でも、私の場合、卒業後、楽器はやめちゃって、20年近いブランクの後に、たまたま今のオケに入ったんで、言う資格はないんだけどね(笑))
※この兼松講堂で演奏した過去記事
一発オケの思い出①~くにたち2000年オーケストラ(00年9月)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/34589467.html
一発オケの思い出③~兼松講堂リニューアル記念コンサート」(04年6月)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/34589780.html
一発オケの思い出①~くにたち2000年オーケストラ(00年9月)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/34589467.html
一発オケの思い出③~兼松講堂リニューアル記念コンサート」(04年6月)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/34589780.html
終演後、東キャンパスの生協食堂でレセプション。
楽友会の一人として参加した。
それにしても立派な生協だ。
東キャンパスは、在学中に比べて変貌が著しく、この生協も当時はなかった。
びっくりしたのは、団員の皆さんが、全員手ぶらで参加したこと。レセプション会場に楽器を持ってきた人は一人もいない。
部室に置いてきたということなのだろう。
部室に置いてきたということなのだろう。
パーティーの冒頭、委員長(ホルン)のS君が挨拶したのだが、この挨拶には感銘を受けた。
「今日の演奏会が無事終わることができたのは、色々な方のおかげです。感謝しましょう」という趣旨で始まったのだが、誰に感謝するか、という冒頭に「両親や家族」を挙げたことに打たれた。
(以後は(我々がいることもあってだろう)OBの皆さま、指揮者、トレーナーと続いた)
(以後は(我々がいることもあってだろう)OBの皆さま、指揮者、トレーナーと続いた)
「両親や家族のおかげで、僕たちはこうして音楽ができるんです」。
いいこと言うなあ、と思った。
演奏会を聴きながら、自分自身の大学1年生の頃を思い出していたわけだが、思ってみれば、今、50代半ばも近づこうという歳になって、オケ活動を続けていられるのは、私の場合も、ひとえに両親のおかげだと痛感する。
大学に入れてもらえたこと、楽器を買う時の援助。
さらにさかのぼれば、幼稚園の時に、ピアノを習わせてもらうことがなかったら、とも思う。
さらにさかのぼれば、幼稚園の時に、ピアノを習わせてもらうことがなかったら、とも思う。
S君の言葉は、そんな思いを起こさせてくれた。
みんながそういう感謝の気持ちを持っていれば、このオケはさらに伸びるだろう。そう思った。
以後、楽友会のOBの皆さんや、現役の学生さんと歓談し、楽しい時間を過ごして、国立を後にした。
国立の街、大学のキャンパスに久しぶりに来て、やっぱり、特に音楽に関して、自分の精神的な意味でのルーツの一つはここにあるんだ、と痛感した1日だった。