正面実況は、刈屋アナ。時間いっぱいからの、「立ち合いです!」、「立ち合い!」は、もうクセになっているんだろう、と思う。
土俵際、嘉風のうっちゃりも、軍配は翔天狼。えっ? と思ったが、物言いの気配なし。
それでも物言いはついたが、遅いと思う。協議の結果の差し違えは妥当。
しかし、審判長高砂の説明のお粗末なこと。行司軍配がどっちにあがったのだったか間違え、翔天狼の名前を間違えた。長年、相撲を観てきたが、こんなのは初めてだ。
それでも物言いはついたが、遅いと思う。協議の結果の差し違えは妥当。
しかし、審判長高砂の説明のお粗末なこと。行司軍配がどっちにあがったのだったか間違え、翔天狼の名前を間違えた。長年、相撲を観てきたが、こんなのは初めてだ。
稀勢の里と豪栄道は、一方的な相撲になった。立ち合い、すぐに左四つ、右上手を引きつけて一気の寄り。今場所の稀勢の里は、前へ出ているし、スピードがあるのがいい。
一方の豪栄道は、立ち合いから組み負け、まったくいいところがなかった。好調の関脇が相手とは言え、ややふがいない。
一方の豪栄道は、立ち合いから組み負け、まったくいいところがなかった。好調の関脇が相手とは言え、ややふがいない。
日馬富士は、昨日の敗戦をひきずったか、流れのよくない相撲。立ち合い突き放せず、旭天鵬につかまってしまい、旭天鵬ペースで左四つに組む形。
互いに上手がとれない格好から、先に上手をとったのは旭天鵬。ますますまずい体勢になったが、それでも何とか上手をとったことで、何とか持ちこたえ、最後は、正面土俵でのきわどい投げの打ち合いを、下手投げで辛うじてしのいだ。
何とか勝ったものの、内容は非常に悪かった。
互いに上手がとれない格好から、先に上手をとったのは旭天鵬。ますますまずい体勢になったが、それでも何とか上手をとったことで、何とか持ちこたえ、最後は、正面土俵でのきわどい投げの打ち合いを、下手投げで辛うじてしのいだ。
何とか勝ったものの、内容は非常に悪かった。
千代大海は、昨日の殊勲者、琴奨菊を、一方的に突いた。琴奨菊は、昨日とは別人のような相撲。まったく何もできなかった。どうしてこうなるのか。今の力関係からは、こういう相撲は考えられないのだが。
過去の対戦成績は、千代大海の14勝3敗。琴奨菊と日馬富士の対戦成績と併せて考えると、本当に合い口とは、理屈で説明できないものなのだとつくづく思う。
過去の対戦成績は、千代大海の14勝3敗。琴奨菊と日馬富士の対戦成績と併せて考えると、本当に合い口とは、理屈で説明できないものなのだとつくづく思う。
豊響が、白鵬に初挑戦。白鵬は、少々押し込まれたものの、下がりながら右四つに組み止め、上手も充分。後は左から放り投げた。まったく問題なし。
豊響としては、少しでも押せたことで、よしとすべき相撲。横綱の壁の厚さを痛感したと思う。いつか、豊響が、白鵬を根こそぎ持っていくような相撲を観られるだろうか。
豊響としては、少しでも押せたことで、よしとすべき相撲。横綱の壁の厚さを痛感したと思う。いつか、豊響が、白鵬を根こそぎ持っていくような相撲を観られるだろうか。
朝青龍と栃煌山は、凡戦。立ち合い、朝青龍が張って、栃煌山の当たりを止めておいて、すかさず引き落とし。あまりにもあっけなかった。
凡戦の責任は、ひとえに栃煌山にある。期待の若手なのに、気迫というものがまったく見られず、相撲にならないのは、どうしたことか。
時間いっぱいまでの仕切りで、仕切った後、必ず先に塩に行っていたのが、気になった。自分のペースでやっているというよりも、横綱に対して気後れしているせいではないか、と。
やはり、将来が期待される力士としては、最後の最後まで視線をそらさず、横綱をにらみつけるくらいの気合いがほしい。
凡戦の責任は、ひとえに栃煌山にある。期待の若手なのに、気迫というものがまったく見られず、相撲にならないのは、どうしたことか。
時間いっぱいまでの仕切りで、仕切った後、必ず先に塩に行っていたのが、気になった。自分のペースでやっているというよりも、横綱に対して気後れしているせいではないか、と。
やはり、将来が期待される力士としては、最後の最後まで視線をそらさず、横綱をにらみつけるくらいの気合いがほしい。