18日(土)に、銀座山野楽器に行った時に、グラモフォンのオリジナルスシリーズの輸入盤が、びっくりするくらいの廉価で売られていたことを書いた。
※その過去記事 「クライバーのオペラ全曲盤が2,000円」
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/60021791.html
クライバーの「魔弾の射手」と「ラ・トラヴィアータ」が、2枚組、税込で2,000円だった、という話。
21日(火)、大宮に出かけた帰り、秋葉原のタワーレコードに寄った。ちょうど昼時なので、ヨドバシカメラが入っている、このビルで、昼食をとろうと思ったついでだった。
輸入盤に関しては、山野楽器に勝るとも劣らない品揃えのタワレコ。
3日前の山野楽器で見かけていた、アバドの「カルメン」と「マクベス」があった。
見れば、山野楽器の、2,000円よりも更に安く、何と、税込1,690円だ。
これらの全曲盤は、確か、LPレコード時代は、3枚組で6,900円だったはずだ。
それが1,690円とはねえ・・・。
30年前、6,900円したものが、今、1,690円。
単純に計算して、約4分の1の値段だ。
貨幣価値の変動を加味すると、実質何%の値下がりなんだろう。
買いました(笑)。両曲とも、12月の市民演奏会でやるし。
あ、それから、この秋葉原のタワレコでの一番の収穫は、バーンスタイン「キャンディード」全曲CD(輸入盤)。
これも、市民演奏会でやるので、全曲盤のCDとDVD(いずれも、作曲者がロンドン響を振った自演盤がある)を、ずいぶん前から、レコードショップに行くたびにさがしていたのだが、なかなか見つからなかった。
それが、この店で、やっとCDを見つけたのだ。一も二もなく買った。
後は、映像だ。どっかで売ってないだろうか。
あ、更にそれから、この秋葉原のタワレコで、更に価格破壊にびっくりしたのが、ベーム=ウィーン・フィルの「コジ・ファン・トゥッテ」。名盤と言われる、74年録音のライブ盤だ。
「コジ」は、昔から好きなオペラで、LPで、ベーム=フィルハーモニア、CDで、ベーム=ウィーン・フィルのデッカ盤を聴いてきた。あと、LDで、セラーズ演出の斬新なものも。
74年のこの録音は、LP時代に、初めて「コジ」を買う時に、さんざん迷ったあげく、フィルハーモニア盤を選んで、以後、まだ聴く機会を持たない。
その盤が、何と、1,500円ちょっとなのだ。これも30年前は6,900円。
迷った、迷った。でも、既に全曲盤3組買おうとしている時なので、いくら安くても、ちょっと手が出なかった。
次、行ったら、買っちゃうな。オリジナルスのセールとは違うので、たぶん常時在庫があるだろう。