naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~いよいよ「キャンディード」の譜読み。その他にも色々。

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市民演奏会のチラシができました


12月の市民演奏会のチラシができた。

「オペラの魅力 世界一周 ~高鳴る調べに~」

そういうタイトルだったんだ。

でも、「メリー・ウィドウ」、「カルメン」と「キャンディード」の活字が大きいのは何故?

今回は初めての全席指定。

新しいミュート


思ってみれば、ミュートがだいぶくたびれてきたなあ、ということで、練習に行く前に、銀座の山野楽器で買った。

写真右上、f字孔の脇に置いてあるのが、これまでのミュート。
何年くらい使ったんだっけ。浦安オケに入ってから、買い直したと思うから、たぶん学生時代からではない。

「キャンディード」の楽譜配付。ぎゃートップのソロが!


先週、13日(日)の練習(私はガーデンアンサンブルの本番で欠席)で、「キャンディード」の楽譜が配られた。

今回、「キャンディード」で演奏するのは、4曲。

  序曲
  クネゴンデのアリア「着飾りて」
  オールドレディのアリア「老婆のタンゴ」
  それから、今書いてしまうのはまずいのだが、アンコールの時にもう1曲予定している。

著作権の関係で、本番3ヶ月前からでないと使えない、と聞いていた。

本番が12月13日(日)だから、先週がちょうど3ヶ月前。

しかも、本番が終わったら、全部回収するのだそうだ。

管理、厳しいねえ。

さて、先週ヴィオラの楽譜を預かってくれたSnさんから、練習前にメールが入った。

「naokichiさん、大変です。ソロがあります」。

げげっ!

前回の市民演奏会、「マノン・レスコー」の間奏曲のソロで自爆玉砕した私。

   ※恥を忍んでその時の過去記事
       第21回浦安市民演奏会終了 3 玉砕~「マノン・レスコー」のソロ
          http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/52567400.html

「大変です」というSnさんの言葉も、おそらくその時のことがあったからだろう。そのソロを自ら弾く立場にない彼女にそう言わせる、というのは。

今回は、ソロがないんだなあ、と安心しつつ、トップをやることになっていたのだが、まさか、最後に配られた曲の中にあるとは。

むむむむむ・・・。

前日の、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習で、指揮のN先生が言われていた言葉が思い出された。

  「不安なところは、練習するしかないんだよね。近道はないんだよね」。

楽譜を受け取って、「どこ、どこ?」と見る。

クネゴンデのアリアの中に、それはあった(画像の下から2段目、「1.sola」の部分)。

小節数としては、僅か6小節。
でも、とても弾きづらい音ばかり。後半はト音記号だし(そう高い音ではないけど)。

むむむむむ・・・。

「キャンディード」譜読み


日 時 : 09年9月20日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : キャンディード、ローエングリン
弦人数 : 9・8・4・4・1
弓の毛 : 無事

さて、「キャンディード」の譜読みだ。

バーンスタイン ミュージカル「キャンディード」
  クネゴンデのアリア「着飾りて」
  オールドレディのアリア「老婆のタンゴ」
  アンコール予定曲
  序曲

クネゴンデのアリアから。

緩-急-緩-急と、テンポの変化がある。
序曲で耳なじみのあるメロディが、何度も出てくる。
速い部分は、リズムの切れ味が要求されるが、なかなか楽しい。個人的にはこういうのは好きだ。

さて、問題のソロ・・・。

1回目の速い部分が終わって、ゆっくりした音楽になる。
歌の背後で、コンミスヴィオラ、チェロの3人のソロがからむという形だ。

ねえねえ、この3人のソロって、あの忌まわしい「マノン・レスコー」の間奏曲とおんなじじゃないの。
何だってまた。

音源を聴いていて、ヴァイオリンのソロは耳に入ってきたので、あ、コンミスのソロがあるんだ、と思っていたのだが、そこでヴィオラのソロもあるとは。

しかも、ほんとに弾きにくい音だ。最初の3小節、本来はD線で弾くべきなんだろうな。でも、ポジションのとり方がこわい。
ファーストポジションでとる方が無難かもしれないが、移弦が出てくる。

今度、分奏の時にトレーナーのY先生に相談しよう。

まあでも、すっぱだかソロではない。歌のサポートだし、ミュート付きだし、何とかなるか。

とにかく、練習、練習。

オールドレディのアリア。

これは楽しい曲だ。こういうの、好き。

途中、ヴィオラ3本でのソロがある。これはまあ、3人だから気が楽だ。
色気たっぷりに弾いた方がよさそうだな。
しかし、これを弾くヴィオラの3人、みんな真面目だからな・・・。遊べるかどうか。

次にアンコール曲。

書くと、作品をご存知の方には半ばわかってしまうのだが、ミュージカルの大詰めで演奏される曲。

サウンド・オブ・ミュージック」の、「すべての山に登れ」に似た感じの音楽だ。

これはきっと盛り上がるだろうなあ。

そして、有名な序曲(今、「題名のない音楽会」の最初と最後に流れている)。

この曲が弾けるのは嬉しい。

アルコとピッツィカートの交代がめまぐるしく、気をつけないと間違ってしまいそうだ。

冒頭からのやかましい音楽が一服して、第2主題みたいな感じで出てくるメロディはヴィオラにあてがわれているのだが、これが実に気持ちよい。

こうして4曲弾いてみると、序曲は難しいものの、一応は耳になじんだ曲なので、何とかなるか、という感じ。
一番難しいのは、クネゴンデのアリアだ。ソロのことを別にしても。

休憩の後、「ローエングリン」。

ワーグナー 歌劇「ローエングリン
  第3幕への前奏曲
  婚礼の合唱

前奏曲は、何度弾いても大変。なかなかK氏の要求通りにいかない。
難しい、この曲。

バーンスタインに近づいた気がする


私がクラシックを聴き始めた高校の頃、バーンスタインは、カラヤンベームと並ぶ大スターだった。
カラヤンよりはバーンスタインファンだった。
以後、40年近く、指揮者バーンスタイン、ピアニストバーンスタインの演奏を聴いてきた。

今回の練習で、作曲家バーンスタインの書いた楽譜をたくさん演奏して、ある不思議な感覚にとらわれた。

これまでは、聴き手としてだけバーンスタインに接してきたのだが、バーンスタインその人が創作した楽譜を演奏したことで、バーンスタインの内面にふれたような気がしたのだ。
バーンスタインという人に、これまでよりもずっと近づいたような感じがした。

ヤンママたちが遊びにきてくれた


美浜公民館に、元団員のOさん(マイミクのびんちゃん)、休団中のKさん(マイミクのあずささん)が遊びにきた。

びんちゃんは、5月に女の子のママになったばかりで、Mちゃんを連れて。
あずささんも、来月出産の予定。

休憩の時は、女子団員を中心に、きゃあきゃあと大騒ぎ。

やっぱり、赤ちゃんはこういう時、スターだねえ。

次回は、あずささんの赤ちゃんがスターだ。ご安産、お祈りしてます。

「キャンディード」の映像いただきました


K氏が、BSハイビジョンで最近放映された「キャンディード」の演奏を録画され、DVDにダビングしたものを、数枚持ってこられた。

ほしい人にあげます、ということだったので、真っ先に手を挙げた。

21日(月)に観てみた。

マリン・アルソップという指揮者がニューヨーク・フィルを振った、演奏会形式での上演。
エヴリー・フィッシャー・ホールでの演奏だ。

客席が、しばしば爆笑しながら大変な盛り上がりだった。

やっぱり、バーンスタインの名作の一つだね、これは。

練習後の飲み会にも参加


練習終了後、アトレ「新助」での飲み会に久しぶりに参加。

毎週、多くの団員が飲みに行っているのだが、個人的には、翌日から会社、という日曜日の夜、外で飲むということが、どうしても生活の感覚として難しいところがあり、後ろ髪をひかれつつも不参加になっている。

しかし、今回は翌日が休みなので、久しぶりの参加。

楽しく過ごさせてもらった。

K氏から、「今、市民演奏会と並行して練習している、モーツァルトの40番やベト7と同じような形で、一度シューベルトの「グレイト」をやりたい」とのお話。
「いいですね、やりましょう」。

乗り越しで締め


飲み会の席で、ヴァイオリンのYhさんと話した。
彼女は、このブログをよく読んで下さっているようで、「よく乗り越しをされるんですよね」とおっしゃる。

「あ、そうなんですけど、そう言えば、最近はやってないです」とお答えした。

飲み会も中締めとなり、そのYhさんと一緒に店を出た。

そして・・・。

気がついたら蘇我

Yhさん、久しぶりにやってしまいましたよ。

※練習往復に聴いた音楽
    シベリウス 交響曲第2番
       コリン・デイヴィス=ボストン響
    ブルックナー 交響曲第7番
       ベームウィーン・フィル
    シューベルト グレイト
       カラヤンベルリン・フィル(78年録音)