naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

1月場所初日~どうした、白鵬

天覧相撲。3年ぶりだそうだ。
幕内後半戦からのご観戦。どうせなら、幕内土俵入りからご覧戴きたいものだが、やはり両陛下のご負担緩和ということなのだろうか。

幕内前半戦でよかったのは、豊真将高見盛安美錦。それぞれ持ち味を出した相撲だった。

カド番の千代大海は、稀勢の里にまったく相撲にならず。突けずにすぐ引いてしまった。
前途きわめて多難。

把瑠都は、今年、優勝と大関昇進をめざしているようだが、完璧な内容で北勝力を圧倒した。

幕内通算807勝がかかる魁皇は、いいところがなかった。立ち合いの踏み込みもなく、雅山の突きに終始後手にまわり、反撃の場面を作れぬままに終わった。
史上1位まであとわずか2勝だから、記録達成は可能だろうが、大関としての土俵を勤められるかどうかは・・・?

琴光喜は、優勝することを今年の目標に掲げているそうだが、それにはほど遠い相撲。立ち合い右四つに組んで、豪栄道に上手をとらせない形を作ったが、豪栄道もこの格好から右の投げがある。
琴光喜が寄るところ、その右からの投げをみせて残す。実際に右からの投げで残されたのだから、琴光喜としては、考えなければならないところだが、同じように寄って出て、右下手投げを食った。
考えのない相撲と言わざるを得ない。結局、右下手をとらずに、左上手一本で寄って出たのが間違いだと思う。

日馬富士は、手強さを増す栃ノ心に動き勝ち。終始自分のペースで形を作り、最後は内無双で決めた。日馬富士らしい相撲ではあるが、今後横綱をめざすという意味では、それにふさわしい大関の相撲と言えるかどうか。

琴欧洲が、立ち合い右上手をすばやくとって、一気の出足。豊ノ島を根こそぎもっていった。
豊ノ島は、あまりの出足に、いなしたり突き落としたりする余裕がなかった。
琴欧洲の圧勝ではあるが、危なっかしさと表裏の内容とも言える。

朝青龍琴奨菊は、過去1勝14敗と劣勢の琴奨菊が、一矢報いることができるか、期待されたが、左四つには持ち込み、がぶる場面も一瞬見せたものの、場所前にひいた風邪が残っているという影響なのか、横綱を崩すところまではいかなかった。
いい位置の右上手をとった朝青龍が、抜き上げるようにして寄り切った。
琴奨菊は、横綱にあれだけ充分の上手をとらせては、どうにもならない。

昨年、年間84勝を達成し、優勝回数の上積みや連勝記録が期待される、今年の白鵬だが、初日はまったく白鵬らしさのない土俵だった。
立ち合い先につっかけたのがまずおかしい。
立ち上がって、左からの張り差しで右四つに組み止めたものの、上手がなかなかとれない。上手をとろうというしぐさも見えないまま、鶴竜がまきかえて左四つにかわった。
今度は上手がとれたものの、一枚まわし。この上手をしっかりとりなおそうという動きも見えなかった。最終的には上手が伸びるのもかまわずに寄って出て、身体を密着させながら寄り倒したが、1分を超える相撲になった。
NHKの放送には映らなかったが、土俵入りではせり上がりの動作を忘れたそうだ。
どうした、白鵬