naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~シューベルトの難しさ・・・

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   (写真上)新浦安駅掲示板に、昨年12月の市民演奏会のチラシがまだ・・・
   (写真下)monaブラームス製本中。



日 時 : 2010年1月31日(日) 14:00~18:00
場 所 : Wave101 市民練習室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ブラームス1番(4楽章)、こうもり序曲、シューベルト5番(4楽章)
弦人数 : 9・9・4・5・2
弓の毛 : 無事

午前は、文化会館のリハーサル室で、月1回の運営委員会。
今年秋の定期演奏会の前プロと中プロの選曲(メインはベルリオーズ幻想交響曲)。
結論は次回。
それから、今回の春の定期演奏会のアンコールの選曲。
こちらは、候補曲の中から1曲に絞り、本番指揮のY先生に相談することになった。

正午前に会議終了。
今日は、午後の合奏が、会場の都合でいつもより1時間遅い。

空き時間が長い。monaの吹き抜けのところでテーブルに座って、パート譜の製本。
ブラ1のパート譜だ。当初配られたものは、色々書き込みがしてあって邪魔なので、新しく、まったく書き込みのないものが先々週配られた。その製本だ。

monaのあずさで昼食後、Wave101の市民練習室へ。

団内指揮のK氏の合奏。
先週は、所用で欠席したので、2週間ぶりの合奏だ。

ここ4週間で、シューベルトブラームスを1楽章から順番に練習してきたが、今日が最終日、4楽章デー。

まず、ブラームスの4楽章。先週、前半はやったようで、今日は練習記号Hから。

楽譜がまだ読めていない人が多いのか、細かい音程をずいぶん指摘された。

コーダに入る直前の、テンポが上がるところも難しい。

休憩の後、「こうもり」序曲。

求められる洒落たテイストはなかなか出ないが、がんばろう!

それにしても、この曲、弾けば弾くほど、本当によくできた曲だとつくづく思う。完璧だよなあ。

休憩をはさんで、シューベルトの4楽章。

今回の演奏会、「こうもり」とブラ1は、16型で演奏するが、シューベルトは、指揮者の指示で、10型の小編成。ヴィオラは、前プロとメインが12人に対して、シューベルトは6人、半分となる。

再三書いているように、シューベルトの5番は、学生時代から個人的に偏愛してきた曲で、これが弾けるとは、望外の幸せなのだが、しかし、聴いている分には心地よいこのシンフォニー、実際に弾くと何と大変な曲であることか。

求められる音、求められる響きには、はるかに遠い・・・。
モーツァルトも、求められる音を作るのは大変だが、シューベルトは、モーツァルトとはまた違う。

まだまだ道は遠い。2週間後の合宿で、少しは前進できるだろうか。

しかし、この4楽章を弾いていても、シューベルトの転調のすごさに驚かされる。モーツァルトも天才だが、シューベルトも天才だね。

来週は分奏。そして翌週は合宿だ。

※練習往復に聴いた音楽
    シューベルト さすらい人幻想曲
    シューマン 幻想曲
       ポリーニ
    ラヴェル 古風なメヌエット
       小澤征爾=ボストン響
    ショパン エチュード全曲
       ポリーニ
    ショパン 即興曲全曲、ワルツ、エコセーズ、マズルカ幻想ポロネーズ
       ブーニン
    シューベルト 交響曲第5番
    ブラームス 交響曲第1番
       ケルテス=ウィーン・フィル