naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

貴乃花親方の当選、そして朝青龍問題

貴乃花親方が、劣勢の予想を覆して当選。

ちょっとびっくりしましたね。

持ち票の7に3票上積み。

今、テレビのニュースを観ていたら、二所ノ関一門から1票、立浪一門から2票流れたらしい。
大島親方の落選はその影響ということになる。

両一門では、今ごろ犯人さがしで大騒ぎだろうな。誰だ?(笑)

私個人は、今のところ、貴乃花親方を支持するものではない。「改革」なるものの具体的な中身が明らかでないし。
しかし、この選挙結果で、相撲協会の当面の動きに注目せざるを得ないのは事実だ。

そして、朝青龍問題。

3年前のサッカー事件の時は、ケガを理由に巡業の休場届を出しておきながら、里帰りして遊んでいたことが問題にされた。いわば、協会内部の規律違反だ。

しかし、今回は、第三者を相手にした傷害事件。

サッカー事件では、2場所の出場停止。あの処分は、ずいぶん重いなという印象を持ったものだが、今回は、当然あれよりは重くてしかるべきだろう。

協会の規定では、出場停止より重い処分は、番付降下と解雇だそうだ。

個人的には、横綱には基本的にありえない話と承知しつつも、大関への番付降下としてはどうか、と思う。
朝青龍にその気があれば、そこからがんばって、横綱に再昇進することも可能だ。
朝青龍のやる気、改心を試したいのだ。
もしそこまでの気持ちがないなら、大関陥落の処分が下った時点で辞めるだろう。解雇と同じ成果にはなるが、優勝25回を始めとする実績には、解雇ほどには傷がつかなくて済む。
このへんを落としどころにしてはどうか、と思う。

横審がもっと強い意向を示すとか、新しい理事会で外部理事も含めてもっと重い処分を下すというなら、それはなお結構だと思うが。