naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者の初合奏

日 時 : 2010年3月14日(日) 13:30~17:00
場 所 : 市内公民館
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シューベルト5番(1・4楽章)、こうもり序曲、ブラームス1番(4・1楽章)
弦人数 : 9・8・2・6・0
弓の毛 : 無事

今日の合奏は、本番指揮者Y先生の指導。
先月の合宿の最終日に、サプライズ登場して、「こうもり」序曲の通しを1回振って、風のように去って行かれたのを別にすると、Y先生による合奏は、今度の演奏会に向けては初めてになる。

これまで、団内指揮者K氏の指導で積み上げてきたものを、Y先生が、ある部分は崩し、ある部分はさらにレベルアップさせる、そんな初回の合奏になった。

全部の曲を通すということでなく、楽章を絞っての練習。

まず、シューベルトの5番。
1楽章から。

提示部まで通して、「この曲は、もっとのんびりした感じで弾いていいよ。真面目すぎる」とY先生。
第2主題の最初の2小節は流れるようにして、次の2小節は逆にきっちりと拍を出す。流すべきところとしっかり決めるべきところの使い分けをするように、とのこと。

1楽章の後、「4楽章がどの程度できてるか、聴かせてもらおうか」。

K氏の練習よりも、テンポがずいぶん速い!

しかし、先生の予想はもっとひどかったのか(笑)、「思っていたよりいい。これならこの楽章は全然大丈夫」。
「やっぱり1楽章の方だな」。
・・・今日やってない、2楽章と3楽章は?

休憩の後、「こうもり」序曲。

テンポの動きが多い曲だけに、本番指揮者としては、こうやる、というのがよくわかった。

オペレッタ、ウィーンのニュアンスをもっともっとつけていく必要があるようだ。
オペラ畑の先生なので、そのへんは、これから色々指導があるだろう。楽しみだ。

再度休憩の後、ブラ1。

まず、4楽章。
Bのホルンのメロディから、トロンボーンのコラール、そして、弦のテーマあたりまで。

その後、飛んで、Qから曲尾まで。

4楽章は、少しだけで、ここでトロンボーンはお役ご免。

以後、1楽章をじっくり練習した。

初回の合奏から、とても細かく密度の濃い練習になった。
次のY先生の合奏は、2週間後。

※練習往復に聴いた音楽
    ベートーヴェン 交響曲第7番
       カラヤンベルリン・フィル(62年録音)
    フォーレ マスクとベルガマスク
       オルフェウス室内管
    ベートーヴェン 交響曲第8番
       カラヤンベルリン・フィル(62年録音)
    ベルリオーズ 幻想交響曲
       バーンスタイン=フランス国立管
    小田和正 自己ベスト2