naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

告別式のフルート

引き続き、17日(水)、福岡は柳川での告別式の話ですみません。

西鉄の特急で、福岡(天神)から柳川駅に到着。
駅前で昼食をとって、タクシーに乗り、葬儀会場へ。開式の13時少し前に無事到着。

以後、告別式は進行し、参列者焼香の後、導師が退場。

告別式も終盤というところで、司会者から、「ここで、故人に捧げるフルート演奏を行います」。

へえ、珍しい、そういうの、やるんだ、と思っていると、フルートを持った女性が、祭壇前の棺の前に立った。
ちなみに、この女性は、葬儀業者の職員とのこと。

千の風になって」と「川の流れのように」を、1コーラス分ずつ、続けて無伴奏で吹いた。

故人が好きな曲だったんだろうか、と、じっと聴きながら、私がもう一つ考えていたのは、「フルートはこういう場面に合うな」ということだった。

で、さらについでに、オケの楽器の中で、こういう場面に合う楽器と合わない楽器があるな、と。

たぶん、無伴奏で霊前に捧げる音楽ということだと、たぶん、一番合うのは弦楽器だろう。
ヴァイオリンの無伴奏演奏が一番かな。チェロも雰囲気がある。
ヴィオラもメジャーではないけど、まあ、使ってくれれば合うと思う。
コントラバスは、ちょっと合わないね。そもそも無伴奏のソロ楽器ではないし。

管楽器はどうかな?

フルートはいいなあ、と思いながら聴いていた。

オーボエはどうだろう。第一印象では、ちょっと合わないような気もするが、よく考えると、しみじみとした音色が葬儀にはぴったりのような気もする。

クラリネットはOKだな。

ファゴットはちょっと合わない気がする。

金管

トランペットはちょっと葬式にはNGかな。トロンボーンは、教会音楽で多用されるから、案外いいかもしれない。
ホルンも、微妙な気がするが、どうなのかな。音色的には、いいのかな。
チューバは、合わなくはないけど、ある意味、暗すぎるか。

で、オケ楽器じゃないけど、楽器と言えば代表的なピアノは?
ちょっと輝かしすぎて、案外向かないような感じがする。

そんなことをつらつらと思いながら、フルートの演奏を聴いてました。