naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

今年初めてアンサンブル・ヴィチーノ練習に参加

先週、予定外の出張が入ったこともあり、仕事に少々余裕がない。
3連休最終日の今日22日(月)は、出社した。

あれこれ仕事の後、昼前で切り上げて退社。

今日は、前からアンサンブル・ヴィチーノ(ご近所アンサンブル)の合わせが入っていたからだ。

アンサンブル・ヴィチーノの練習に参加するのは、実は今年初めて。
他のメンバーは集まって合わせたり、依頼演奏に協力したりしていたのだが、私は、どれにも都合が合わなかった。

今日の練習は、昨年秋からメンバーに加わった、ヴァイオリンのTさんのマンションの集会室で14:00から。
Tさんも、ご近所さんだ。私のマンションからは、歩いて10分かからない。

今日のメンバーは、ヴァイオリンがTさんとHさん、チェロのIさん、そして私。弦楽四重奏編成。

まず、メンバーの希望であらかじめ決まっていた曲を二つ。

最初は、モーツァルトのK575。ニ長調の曲だ。これは、以前にも合わせたことがあるが、このメンバーでは初めてだ。1楽章から4楽章まで譜読み。

久しぶりなので、何か緊張する。

曲もちょっと難しいし。前に合わせた時にも書いたと思うが、モーツァルトの四重奏曲としては後期の作品なので、ずいぶん自由気ままに書かれた音楽という印象がある。

全曲終わったところで、もう一つの予定曲。
ベートーヴェンの1番、作品18の1だ。

これも、確か以前やったことがあったように記憶するが、このメンバーでは初めての譜読み。

うーん、やっぱりベートーヴェンはいいなあ。
もっと言うと、ベートーヴェンヴィオラはいい。ブラームスとは違った意味で、とても弾き甲斐がある。

この集会室は、キッチンも付いており、住人が飲食付きの会合をできるようだ。

本格的な四重奏曲を2曲弾いたところで、休憩。

メンバーの持ち寄り品(ワインなど)で、軽く飲食。

Tさんが、近くウィーンに行かれるという。現地で「第九」を演奏するのだそうだ。
この話、あるマイミクさんも参加されることを、その方の日記で読んでいた。
Tさんによると、そのマイミクさんとプルトを組む予定とのこと。世間は狭い。

休憩後、今度は、Iさんが持ってこられた楽譜を弾く。

ヘンデルの「ジュリアス・シーザー」から、Iさんが何曲かピックアップされた組曲
序曲は、昨年夏の演奏会でとりあげた。

そして、モーツァルトの「リンツ」。オケ譜のままで弦楽四重奏で弾いた。
個人的には、「リンツ」は、6年前に新宿フィルで弾かせてもらったことがある。
やっぱり、K575に比べると、かっちり作られているという感じがする。

1楽章、2楽章とやり、4楽章をリピートのちょっと先まで弾いたところで、残念ながら時間切れ。

18:00までが集会室の使用時間なので、切り上げることにした。

次回も、同じ集会室で、4月末に集まることになった。

このメンバーでしばらく練習を積んで、いずれ演奏会をまたやりたい、という話が出た。
1年くらいは、あれこれの曲を弾いてみて選曲し、来年春頃から本格的に練習して、夏くらいに本番、という方向。

久しぶりで緊張はあったものの、やはり室内楽はいいと思った。
オケでの演奏のためにも、室内楽を並行してやることは、きっと大きな意味がある。

住まいの近くにこういう場があることの貴重さを改めて感じた、今年初めての合わせだった。