naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

アラ還

誕生日が近い(かに座のB型です)。

昭和30年(1955年)生まれなので、55歳になる(55年生まれで55歳か。面白~い)。

これって、いわゆる「アラ還」? ・・・なんだろうな。

そうか、アラ還かあ。アラカン。嵐勘壽郎でなくて、ね。

これに比べたら、アラフォーなんて、若いよなあ。
いいなあ、アラフォー。

実は、「55歳」という年齢で連想するのは、私の場合、「定年退職」だ。

私が32年前、今の会社に入った時、定年は55歳だったからだ。

労働組合の取り組みもあって、58歳定年になったのが4年後の1982年、さらに60歳定年になったのが1986年だが、以後約四半世紀、定年は延長されていない。

今は、60歳に達した年度末(3月31日)をもって定年退職だが、入社当時は55歳に達した12月31日が定年退職日だった。

32年前の制度のままだったとすれば、私は今年の大みそかで定年退職、年明けからは第二の人生、ということになる。

当時の55歳の人って、それが普通だったわけだ。そういうものだと思っていたわけだ。

今、自分があと半年足らずで定年、と言われると、やっぱりちょっと待ってよ、という感じだな。

まあ、確かに、それなりに歳を感じる面はあるし、若干くたびれてもきているが、しかし、もう会社員人生は終わり、という感覚はまったくない。

昔の人って、55歳になったら体力的にももう働くのはきつかったのかな。
それとも、今に比べると、55歳で辞めても生活に経済的な支障はなくて、それでもよかったのかな。

総務省統計局のサイトによると、日本人男性の平均寿命の推移は、
   昭和50年 71.73歳
   昭和55年 73.35歳
   平成20年 79.29歳
となっている。
やはり、「余命の感覚」という点では、昭和50年代前半の55歳と今の55歳とでは異なるようだ。

まだ55だぞ、定年まで5年あるぞ、と思ってもみるが、5年なんて、あっという間に経つんだろうな。
だって、例えばこのブログは、50歳の時に開設したわけで、今年の秋でもう5年だし。

私の会社では、今は、60歳定年の後、全員一律ではないが、最長5年の再雇用制度がある。
それを考えればあと10年あることになる。

別に仕事や会社が好きってわけではないけど、まあ、まだ働いてはいたい、かな?

それとも、なるべく早く会社辞めて、悠々自適、妻と旅行に行くとか、オケや室内楽三昧で過ごす第二の人生を楽しむ方がいいんだろうか。

まあ、それができるだけの金もないんで(爆)、やっぱり働かなくちゃね。

当面の目標は、誕生日だ。
理由は退職金。
当社の制度では、55歳に達した時点で、退職金計算の係数が上限に達するのだ。
何が何でも、生きて55歳の誕生日を迎えなければ(笑)。
あと数日だ。身体に気をつけて、事故に遭わないようにして。