断念の夏

昨年、母が亡くなり、今年は新盆。
また、納骨がまだで、つい先日墓を発注したところ。９月25日(土)に一周忌法要と納骨を予定している。

そんな事情でこの夏は何かと色々忙しくなりそうなので、いくつかのことを断念した。

まず、｢キャンディード｣の公演。

昨年の市民演奏会で一部の曲を演奏した｢キャンディード｣。
一度実演に接してみたいと思っていたら、８月に佐渡裕指揮の公演が行われる。
これは何としても、と思ったが、新盆の前でもあり、何があるかわからないので、断念。

(今年は６月にも、帝国劇場で市村正親他のキャストでの上演があったが、これも時間の都合が合わずに行けなかった)

それから、ＳＰＥＥＤのツアー。

昨年の再結成ツアーに続いて、早速今年も４月から７月までツアーが行われている。
来週、16日(金)の武道館がファイナルだ。

これも、普段ならはずせないところだが、新盆、納骨とは別に、木更津の実家についてはかたづけるべきことがまだまだあり、チケット入手には踏み切れなかった。

そして、何と言っても一番残念だったのは・・・。

ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の演奏会への不参加だ。

ユニ響さんには、1998年に初めてお誘いがあって以来、毎年秋の演奏会には欠かさず参加させていただいてきた。

今年も、ありがたいことに声をかけていただいた。

しかも、曲がまたいい。

｢トリスタンとイゾルデ｣前奏曲と愛の死。機会があれば弾いてみたいと思っていたが、浦安オケでは選曲の際に候補になったことがなくチャンスがなさそうで、それがユニ響で弾けるなら・・・。
そしてメインはベト７。浦安では1998年にやっているが、是非もう一度弾きたい曲。

ユニ響の本番は、例年９月。７月の終わりくらいから土曜の夜の練習に参加させていただくのが、いつものパターンだ。
夏から秋にかけて、ユニ響の皆さんとご一緒するのは、私にとっては本当に楽しみなことなのだ。

しかし、今年に限っては、新盆、そして一周忌・納骨。
練習に出られる回数がいつもより少なくなるのは目に見えている。

しばらく考えて、今回は辞退させていただいた。
仕方がないんだけど、本当に残念・・・。

ああ、ベト７・・・。