naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

白鵬43連勝でついに単独トップも相撲に乱れ

魁皇が休場。カド番の来場所の結果次第では、横綱大関から日本人がいなくなる。
日本人力士ですぐにも大関に上がりそうな存在が見あたらない以上、魁皇が来場所のカド番をしのいだにせよ、遅かれ早かれ、ということになりそうだが。

2敗の鶴竜と全勝の豊真将。期待の一番は、豊真将が立ち合い左前まわしをすばやくとり、今場所のこの人らしく前に出る激しい攻めをみせたが、右はまわしをとらずにおっつけて出たのはやや強引。鶴竜まわりこんでのすくい投げを食った。
やはり、鶴竜の方が自力に勝ると感じさせられた。

5勝5敗同士、栃煌山安美錦は、栃煌山が押し出しで白星先行。
栃煌山は前に出るのはいいが、上体がつんのめるような形になることが多いので、今場所も何番かはたかれて落ちている。もっと身体を密着させながら前に出ることを身につければ、安定した成績をあげられるのだろうが。

把瑠都稀勢の里は、内容的には稀勢の里の相撲。
今場所、どうしたわけか立ち合いの上突っ張りが出なかった把瑠都が、今日は久々に突いていったが、今場所の稀勢の里は、突き押しの相撲でも力が出る。把瑠都相手に突き負けずに応戦。
把瑠都は、突きながらどこかで組もうとしているのがありありとわかったが、左四つ、自分の形に組み勝ったのも稀勢の里の方だった。
組んでからもいい攻めをみせた稀勢の里だったが攻めきれず、昨日に続いて惜しい星を落とした。
把瑠都はあまりいい相撲とは言えない。
しかし、稀勢の里にしても、突き中心の相撲になっているのは多少見るべきところがあるものの、突き押しに徹するという堅固な意志は感じられない。左四つに組んでも相変わらず相撲が下手だし、仕切りの気合いや、相撲の激しさはあっても、自分はこういう相撲をとるのだ、というものがいまだに伝わってこない。

琴欧洲時天空のはたきに3敗目。
あまりにももろい。何やってんだ、とどなりたくなる。
今場所もいい相撲と悪い相撲の開きが大きすぎる。

結び、白鵬琴奨菊は、過去白鵬の21勝1敗。
その余裕があったから勝つには勝ったものの、昨日、今日と相撲が乱れてきている。崩れてきていると言ってもいいかもしれない。
昨日の稀勢の里戦は、冷静さを欠いた取り口だったが、今日は相性のいい相手ゆえに調子を下ろしたか、非常に雑な相撲だった。
立ち合い右は差したが左上手がとれず、横綱が常に先手で動いてのすくい投げでしとめたものの、分のいい相手、しかも今場所これで負け越しという相手だったから問題なかった、というだけに思える。
立ち合いから勝負がつくまで、白鵬は右も左もまわしに一度も手がかからなかった。つまり、本来の手順通りの相撲ではなかったと言える。一見、白鵬ペースの余裕ある勝ちで、危ない感じはなかったようでも、内容的にはここ2日、非常に悪くなっている。
やはり、特に連勝記録の意識が強くなってきているのだろうか。精神的にやや厳しいところにきているように思う。
43連勝。残り4日、どうだろうか。大鵬の45連勝を抜くならば、やはり今場所は最後まで勝ちきって47連勝としてもらいたいところだ。

ところで。

白鵬の明日の対戦相手が北太樹であることを知って、唖然とした。
本来は明日から大関戦になるところ、魁皇休場のアクシデントで1日空いた。
それであれば、是非とも豊真将と対戦させるべきだろう。今日、豊真将が敗れて1敗となったのは結果論。昨日も書いたが、優勝争いのトップを走る両者をぶつけないのは何故なのか。
番付からすれば、西4枚目の北太樹が優先するものの、今場所昨日まで4勝6敗、横綱とは初顔だ。それよりはどう見ても豊真将だろう。
理解できない。

全勝 白鵬
1敗 豊真将
2敗 鶴竜

この展開からは、優勝自体はほぼ100%白鵬で動かないだろうから、やはり場所の興味はそれ以上に白鵬の連勝の方に集中せざるを得ない。
把瑠都日馬富士琴欧洲とは、どの大関も今場所今一つ今二つの調子だから、少なくとも五分以上には有利にとれるとは思う。
むしろ、こわいものなしでぶつかってくる北太樹との一番の方がわからない面もある。

3場所連続の全勝優勝、47連勝の可能性は・・・75%、いや80%くらいか?
昨日今日の白鵬の相撲を観ていると、どこかで1つくらい星を落とす可能性がありそうな気がしてきた。