naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~初めての先生の指導で高弦分奏

日 時 : 2010年7月25日(日) 13:30~17:00
場 所 : 浦安市文化会館リハーサル室
指 導 : NHK交響楽団S先生
内 容 : 高弦分奏(ヴァイオリン・ヴィオラ)
曲 目 : ベルリオーズ(1~5楽章)
弦人数 : 6・7・4
弓の毛 : 無事

外に出たくないような暑さの中、文化会館リハーサル室へ。

今日は高弦分奏。
いつもご指導いただいている弦トレーナーのY先生のご都合で、今日は代わりにS先生という方が来られると聞いていた。
どんな先生だろう、とちょっと構えた気持ち。

椅子を並べて準備をしていると、ヴァイオリンを持った若い女性が入口に。
見かけない顔だな、新入団員かな? と一瞬思ったのだが、この方がS先生なのだった。

Y先生の代理ということで、ついつい、同じようなおじさんの先生が現れるのかと思ってしまっていたのだが、いや大変失礼致しました(汗)。

お話をうかがうと、Y先生同様、N響で演奏されている方だった。
(帰宅後、N響のサイトを見てみたら、Y先生と同じセカンド・ヴァイオリンのところにお名前があった)

ベルリオーズ幻想交響曲を、1楽章から順番にみていただいた。

ところどころ飛ばしながら、5楽章までまんべんなくご指導いただいた。

細かいフィンガリングやボウイングにはふれられず、曲想のとらえ方、アンサンブルの要点などの大局を、日頃N響で弾かれていての経験談を交えながら教えていただいた。

・速いところ、リズムが難しいところなどは、楽器を弾かずに、まず口で歌ってみると、テンポ感、リズム感がつかめて、次に楽器で弾いた時にうまくいくことが多い

・1小節、1小節で音楽をとらえるのでなく、4小節単位、フレーズでとらえて演奏すること

・日本人はヨーロッパの人に比べて、和声の感覚が身についていないところがあるので注意

大変勉強になった。

来週も高弦分奏。来週はY先生の予定。
また機会があったら、S先生にもみていただきたいものだ。

※練習往復に聴いた音楽
    レスピーギ ローマの松、ローマの祭り、ローマの噴水
    レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲、第2組曲、第3組曲
       小澤征爾=ボストン響
    ラヴェル 道化師の朝の歌、シェエラザード
    ブラームス 交響曲第2番
       小澤征爾サイトウ・キネン・オーケストラ(2009年録音)