9月場所11日目。
あ~あ、という感じだねえ。
白鵬は、53連勝、54連勝のあたりでは、さすがに記録を意識したか、相撲に乱れが見えた。
先場所達成した3場所連続の全勝優勝は、15日制では初のこと。それをさらに伸ばす4場所連続の全勝優勝は、さすがに厳しいかと思った。
ところが。
ここへきて、「いつもの場所の展開」になってきてしまったな。
それにしても、ねえ。
まず、琴欧洲。安美錦と白馬、平幕に負けての2敗は、情けないとしか言いようがない。
2番とも、相手の策にまんまとやられたという相撲だものね。どうしてああいう相撲とるかなあ。ああいう相撲しかとれないのかなあ。
大関なんだから、あわてずどっしり構えて相撲をとればいいのに。まあ、それができていれば、今ごろ横綱になってるんだろうけど。
2番とも、相手の策にまんまとやられたという相撲だものね。どうしてああいう相撲とるかなあ。ああいう相撲しかとれないのかなあ。
大関なんだから、あわてずどっしり構えて相撲をとればいいのに。まあ、それができていれば、今ごろ横綱になってるんだろうけど。
把瑠都も負け過ぎだ。確かに、稀勢の里、鶴竜は実力者だが、二人ともに負けてはいけない。まして、カド番で息も絶え絶えの魁皇に負けたのは、魁皇には失礼ながら、優勝をねらい、白鵬の連勝ストップが期待される大関としては、とりこぼしと言わざるを得ない。
一方の白鵬は、54連勝を達成した後は、精神的にも落ち着きを取り戻したようで、万全の相撲が続いている。
となれば、ここはそれを4場所連続の全勝で飾り、来場所以降に連勝記録の興味をつなげてもらいたい。
今場所を全勝で終わると62連勝。
誰も近づけないと思われていた、双葉山の69連勝への挑戦(11月場所7日目で並び、中日で抜く)も、現実味を帯びてくる。
案外行けちゃうんじゃないのか?