naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ニ長調

たぶん誰しも、人生の中で、「世の中にこんなにおいしいものがあったのか」と感嘆した経験があるのではないかと思う。

私の場合はこちら。

   ※関連の過去記事 「こんなにおいしいものが」
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/15978230.html

同様に、人生の中で、「世の中にこんなに美しい音楽があったのか」と感嘆した経験もあると思う。

私の場合、その一つにマーラーの第3交響曲の終楽章がある。

   ※関連の過去記事 「マーラー交響曲とのつきあい」
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/18281569.html

今日26日(日)、オケ練の帰りに、この楽章を聴いていて、やっぱりこれは「こんなに美しい音楽・・・」に値するよなあ、と改めて感じ入ったのだった。

で、ついでに、自分でなく、世の中の人々、それも特にクラシックファンというわけでない人が、「こんなに美しい音楽があるのか」と感ずる音楽って何だろう、と考えた。

思い浮かんだのが、フォーレのレクイエムの終曲、「楽園へ」だった。正に天国的な美しさを持った音楽。
これはきっとアピールするだろう。

同時に思ったのは、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
数ある作曲家の中でモーツァルトがナンバーワンの私が、そのモーツァルトの作品の中で最高傑作を一つ選べ、と言われたらこれだ、という曲だ。

   ※関連の過去記事 「モーツァルトの最高傑作は」
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/44697250.html

バッハのアリアもいいなあ。

と、ここまで並べて気がついた。

ここに記した曲、どれもDdur、ニ長調なのだ。

これって、私に限って?

私の好みや感覚に、ニ長調の響きが共鳴するのだろうか。

それとも、一般的に、人に「こんなに美しい音楽が」と普遍的に思わせる音楽は、ニ長調が多いのだろうか。

ニ長調以外で、「こんなに美しい音楽」があるよ」という方、是非教えて下さい。