先場所終了時点で47連勝。今場所を全勝すれば62連勝、と計算するのは簡単だが、実現の可能性はどうなのか、と思っていた。
しかし、現実にはこうして堂々と達成。いよいよ、来場所7日目には双葉山の69連勝に並び、中日には抜くというところまできた。
本当に、よくまあここまできたものだ。
で、ふと思い返してみた。
大鵬の45連勝が、昭和44年(1969年)3月場所、私が中学1年、13歳の時。
千代の富士の53連勝が、昭和63年(1988年)11月場所、私が入社11年目、33歳の時。
そして白鵬の62連勝が、今年。私は55歳。
つまり、ほぼ20年間隔で連勝記録が更新されていることになる。
いずれにしても、今の時期、白鵬が稀有な記録を打ち立てたとして、次にそれを破る力士が出てくるのは、やはり20年くらい後なんだろうか。
20年後だと、私は75歳。
生きてそれを見届けることができるのか?