8日(水)、苫小牧、9日(木)、函館。
久々の冬の北海道でした。
久々の冬の北海道でした。
冬の北海道は初めてではないけど、久しぶりだから、改めて寒さにびっくり!
単に気温が低い、っていうだけではないんだな。
肌を刺すような寒さ。
緊張感のある寒さだね。
気を許したらいけない、みたいな。
気を許したらいけない、みたいな。
目がさめるというか、眠気がさめるような寒さ。
そりゃそうだね、あの寒さの中では、どんなに眠くても寝ちゃいられないけど(笑)。
そりゃそうだね、あの寒さの中では、どんなに眠くても寝ちゃいられないけど(笑)。
苫小牧も寒かったけど、用務終了後、特急に乗って移動して、20時過ぎに函館駅に降り立った時の寒かったこと!
風が強くて冷たくて。
函館駅前のホテルにチェックイン。
時間も20時過ぎ。当然何か飲み食いしたいわけですが、あんまり寒いので、ホテルの中の店でもいいかなあ、とか一瞬弱気に。
でもやっぱり、久しぶりに函館に来たわけだし、そりゃ外を歩きたいよねえ。
函館は好きな街。出張でもプライベートでももう何度も来ている。10回は下らないかもしれない。
駅前近辺は一応知っているので、ホテルを出て、松風町の方向へ向かった。
前に入った店があるはず、と思ってちらちらと通りをのぞいたが見あたらない。
寒い中、長時間歩くと遭難するので(笑)、路面電車が曲がる交差点までは行くことなく引き返し、途中で見つかった、「函館あかちょうちん高砂通店」という店に入ることにした。
(住所:北海道函館市若松町18-21 電話:0138-26-6906)
(住所:北海道函館市若松町18-21 電話:0138-26-6906)
炉端焼きの店。いい店だった。
マスターを中心にして、半円型のカウンターになっていて、そこに座ったが、マスターの前に、具材を焼く網があって、焼けると、柄の長いしゃもじみたいなものに載せて出してくれる。
マスターを中心にして、半円型のカウンターになっていて、そこに座ったが、マスターの前に、具材を焼く網があって、焼けると、柄の長いしゃもじみたいなものに載せて出してくれる。
まずはいかソーメン。寒いけど、函館に来たら、冷たくてもいかソーメンだよね。
豚串も焼いてもらったし、馬刺も食べたけど、とにかくおいしかったのはサンマ!
北海道のサンマっておいしいんだよねえ。
北海道に来ると、鮭とかほっけとかに行きがちだけど、サンマがおいしいんだ。
北海道に来ると、鮭とかほっけとかに行きがちだけど、サンマがおいしいんだ。
このことは、もう7年くらい前になるが、札幌に出張した時に知った。
で、今回の函館のサンマも、こたえられなかったね。
それと思ったのは、「あったかいもの」っていうのは、それだけでごちそうだよね。
これは、自分の生活本拠の関東でふだんから思ってることだけど、寒い中だからなおさら思ったな。
これは、自分の生活本拠の関東でふだんから思ってることだけど、寒い中だからなおさら思ったな。
函館に来れば毎回、朝に食べに行くのは、(ミーハーだけど)道南食堂。
前の記事に書いたが、初めて函館に来た1992年以来、そうだ。
前の記事に書いたが、初めて函館に来た1992年以来、そうだ。
ところが、その道南食堂が見つからないのだ。
久しぶりだから、場所を忘れちゃったのかな。
朝市の中を歩き回ってさがす。
途中、どっかのお店のおじさんに「2周目だね」と言われてしまった。
途中、どっかのお店のおじさんに「2周目だね」と言われてしまった。
確かこのへん、と思いながらも見つからず、断念して別の店で鮭ハラス定食を食べた。
朝市の地図のパンフレットがあったので、食べながら見てみたが、道南食堂がない!
帰宅してからネットで検索してみたところ、どうやら今年、閉店したらしい。
店主が体調を崩して亡くなり、後継者がいなくて閉店したようだ。
店主が体調を崩して亡くなり、後継者がいなくて閉店したようだ。
道南食堂には、店内にも表にも、訪れた有名人のサインや写真が所狭しと飾られていた。
有名人と一緒に写真におさまっていたあの店主が・・・。
有名人と一緒に写真におさまっていたあの店主が・・・。
残念なことだ。
9日は、北斗市にある事業所へ。
用務終了後に、会社の者2人と函館に戻った。
2人とも札幌から来ていて、ホテルは別だが函館泊。
2人とも札幌から来ていて、ホテルは別だが函館泊。
当然、飲みに行こう、ということになった。
どうせなら、またあの店へ、と思った。
「ゆうべ行った店がよかったから、そこへ行かないか」と話して、連夜の「あかちょうちん」へ。
「ゆうべ行った店がよかったから、そこへ行かないか」と話して、連夜の「あかちょうちん」へ。
こっちが地元の者ではないのに、「サンマがうまいんだよ」などと自慢しながら(笑)、あれこれ飲み食いした。
ふだんはビールしか飲まない私が、寒いもんだから、珍しく日本酒の熱燗飲んじゃった。
店内のBGMで民謡が流れていたが、その中で木更津甚句も流れてびっくり。
郷里から遠く離れた函館で木更津甚句を聴こうとは。
郷里から遠く離れた函館で木更津甚句を聴こうとは。
帰京する10日(金)。
朝6時過ぎ、ホテル近くのセブンイレブンに出かけた。
ペットボトルの水などを買って表に出たら、はらはらと雪が舞ってきた。
昨日はいい天気だったのに、と思いながら、ホテルに戻った。
そろそろチェックアウト、という7時前、部屋の窓から外を見てびっくり!
雪景色じゃないの。
1時間足らずの間に、雪が積もっちゃうんだ。
チェックアウトして表に出ると、あの降り始めは小粒だった雪が、ボタン雪になっていた。
函館駅前は、前の記事に写真を載せたが、真っ白。
いやあ、びっくりした。
久々の冬の北海道、寒いのが苦手の私ではありますが、でも楽しかった。