naokichiオムニバス

67歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

白鵬依然内容今一つながら

白鵬の相撲に立ち直りがみられない。NHKの放送では、相変わらず絶賛口調に終始しているが。

連勝ストップの翌日、12日目の日馬富士戦も、決してほめられた相撲ではなかった。

終始離れた相撲になったが、下半身の構え磐石と言われる白鵬にしては、安心して観られない流れ。

足の運びがよくない。相手に常に正対してとれておらず、途中で左足をすべらす場面もあった。
だから、豊真将戦同様、相手のいなしに横を向かされることになる。

日馬富士戦では、大関も精一杯の動きだったから、体勢を崩してつきひざの自滅となったが、白鵬の動き自体は万全にはほど遠いようにみえた。

そして、13日目の琴欧洲戦。
前日に琴欧洲鶴竜に敗れて星3つの差になり、対戦の興味はそがれた感があった。
問題なく白鵬が勝つべき一番だったが、これもいささか手こずったという内容。

まず、立ち合いに左に動いたこと。これだけで、横綱としては大いに評価を下げる内容だ。

それも上手をとりにいくのでなく、相手のかいなをたぐって小手投げ気味に崩して組みにいった格好。これも白鵬本来の流れではない。今場所は、左でたぐるとか小手に巻く相撲が癖になってしまっているようだ。

右四つにはなった。今場所珍しい四つ相撲だ。しかし、上手がとれない。立ち合いから自分が先手で動きながら、先に充分になれない。四つの相撲をとってきていないからだ。下位相手にあしらう相撲ばかりとっていないで、ちゃんと組んで勝負をつける相撲を心がけていれば、この終盤でこんな相撲にはならないはずだと思う。

下手も琴欧洲の方が先にとっていた。ここで先に上手をさぐってとっていたら、と思うが、そこまでの積極性は今のこの大関には求められない。また、先に上手をとったにせよ、右を返して白鵬に上手を与えないという芸当は難しいかもしれない。

結局、白鵬が先に上手をとって、そこからは一方的な相撲になった。

しかし、ばたばたした相撲だった。
白鵬としては、左への変化、上手の遅さ、好調にはほど遠い内容だったが、琴欧洲の攻めの鈍さ、遅さは、白星にはさらに遠かった。

1敗 白鵬
2敗 隠岐の海
3敗 琴奨菊

白鵬の残る対戦相手は、把瑠都魁皇
白鵬が万全には遠い相撲であってなお、今の両大関白鵬を上回る相撲をとって勝つ、という場面は想像しにくい。

把瑠都の馬力が、出会い頭の一発勝負で何かを起こすかもしれないという期待は僅かに持てる程度だ。

何度も書いて恐縮だが、今の白鵬がNHKの言うほどいい状態でないながらも、6連覇はほぼ間違いないだろう。

その他で言いたいのは稀勢の里把瑠都との馬力のぶつかり合いに負けて、8勝5敗。
白鵬に連勝しながら8勝5敗。今場所も2ケタ確保に後がなくなった。
同じ関脇の琴奨菊が既に10勝しているのに、大殊勲の星をあげながら2つ成績が悪いのは大いに物足りないところだ。

勝たねばならない相手に負けすぎている。
結局これだと、白鵬にだけは強いが、という話になってしまう。
大関の地位は遠いと言わざるを得ない。

13日目時点での三賞予想はいささか早いが、それでも殊勲賞は当然稀勢の里で決まりだろう。
敢闘賞は、隠岐の海が既に11勝なので、これも当確。
技能賞には琴奨菊豊響も残り2日での星次第では。