naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

フィラデルフィア管弦楽団が経営破綻とは

今日の朝刊と、ネットのニュースで、フィラデルフィア管弦楽団が、破産法の適用を申請したことを知った。

近年は、聴衆の動員が激減し、興行収入の減少から資金難に陥っていたという。

アメリカの主要オケが経営破綻するのは初めてなのだそうだ。

驚いた。

田舎の名もないオーケストラではない。

フィラデルフィアと言えば、アメリカのメジャーオケの中でも、ビッグ5の一角を占める存在だ。

ストコフスキーオーマンディムーティサヴァリッシュ・・・。

私も実演こそ聴いたことはないが、レコードでは色々聴いてきた。

レヴァインが指揮したマーラーの5番などは、数多いこの曲のレコードの中で、最高の名演だと思っている。

昨年の4月には、主席指揮者であるデュトワが率いて来日公演を行っている。

そんな名門が、経営破綻するとは・・・。

当面、演奏会は予定通り行うようだが、この先どうなるのだろう。

たまたま、3日前、集英社新書の新刊、「オーケストラ大国アメリカ」(山田真一著)を買った。
まだちゃんとは読んでいないのだが、第2章に、ストコフスキーフィラデルフィアについての記述がある。
近く読もう。