naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

2ヶ月ぶりのオケ練日誌ーーーっっっ!!!~浦安オケ再起の日。

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   とうとう、この場所に戻ってきた!
   浦安オケの本拠地、美浜公民館。



日 時 : 2011年5月8日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 2ヶ月ぶりの合奏!
曲 目 : アルルの女から、カリヨン、第2組曲。ベト7、1楽章、4楽章。
弦人数 : 9・4・4・6・3
弓の毛 : 2本(ファランドール、ベト7の4楽章)

午前中の定期総会が終わり、午後はいよいよ美浜公民館での練習。

再三再四書いてきたので、しつこくて申し訳ないが、2ヶ月ぶりになる。

3月6日(日)、美浜公民館での合奏が最後の練習。

5日後に大地震。以後、被害甚大な浦安市では、公民館等の施設が一切使えなくなり、練習を中止したままで経過した。

5月22日(日)に予定していた定期演奏会も中止した。

やっと施設が使用再開されたことで、9週間ぶりに美浜公民館に集まっての合奏となった。
個人的には、3月6日の練習は欠席したので、10週間ぶり。

長かった。長かった・・・。

本当に久しぶりに、入船の交差点から、美浜公民館に向かって歩く。

そう言えば、この交差点の桜の樹。今年は咲いたところを見る機会がなかったなあ。

そして、美浜公民館。

とうとう、ここに戻ってきたよ。

公民館の入口は、写真のような状況。ここも被害に遭って、いまだに復旧していないのだ。

しかし、館内は以前と変わらぬ様子だった。

いつもと同じように、3階のロビーの窓際に楽器を置く(下の写真)。京葉線が見える、ここからの景色、久しぶりだ。変わっていない。
ここに戻ってきたんだ。

音楽室から、椅子を運び出し、セッティングする、毎週当たり前だった作業も、久しぶりだと感慨があるね。

いつもの場所に座る。窓から見える景色。いつもの通り。今日はいい天気だ。

さて、急遽持ち上がった、2週間後の「本番」。

練習再開、浦安オケ再起の日である今日は、その本番に向けての譜読み、練習始めだ。

先週の運営委員会で決まった曲目の内、楽譜のコピーが間に合ったものが、練習開始直前に配られた。

提案者である、指揮者のY先生が来られて、早速、練習開始。

でも、今日はやっぱり普通じゃなかったな、うちのオケ。

何か、上気した感じ、興奮した空気があったように思う。

ざわついていた。

チューニングの時点で、静かにならない。弦が合わせている時に、管の団員が静まらない。
ヴァイオリンのYさんが、静かにして、と声をかける。

それでも、終始私語が多かった。

合奏に入ってからも、Y先生が、ちょっと静かにして、とたしなめる場面もあった。

どこか、みんなが、久しぶりの練習に、落ち着かなかったようだ。

2週間後の演奏会は、Y先生が呼びかけて下さった声楽のソリストの先生方との歌ものと、オケ曲の2本立て。

今日は、オケ曲の譜読み練習だ。

まず、「アルルの女」。第1組曲の「カリヨン」から。

久しぶりの合奏なので、最初の音を出す時には、やっぱりちょっと冷静になれなかった。

「カリヨン」の後、第2組曲を全曲。

アルルの女」は、2004年11月の定期演奏会のメインだった。

休憩の後、メインとなるベト7の1楽章と4楽章。

ベト7は、1998年7月の定期演奏会のメインだった。その後、2009年11月に、同じベト7を有志で練習して内輪の発表会をやったことがあるが、私は不参加。従って、個人的には13年ぶりに弾いたことになる。もうだいぶ忘れてしまっていて、この曲、ほんとに弾いたんだっけ、と思いながら弾いた。

今日は、暑いくらいに暖かい日だったが、弾いていると汗だくになる。

2ヶ月ぶりの合奏だが、オケとしては、腕はなまっていない感じがした。やはり、2週間後に目標が設定されたという緊張感が大きいのかもしれない。

曲も曲だが、やっぱり、久しぶりに合奏できる喜び、2週間で仕上げなければならない、という熱意、熱くも暑くもなるよね。

時間はない。時間がない中で、指揮者からも最低限の指示。来週、再来週。どこまでできるのか。

ボウイング一つとっても、どこまで揃えられるかわからない。パートの中で合っていればよし、とすべきか。

ふだん、半年かけて練習して本番を迎える我々が、譜読みから2週間で本番という、全然違う感覚。

こういう時でなければできない経験だ。

「できるだけのことをするしかない」という中、どこまでできるか。

本番が設定されず、何となく練習再開したのだったら、ありえなかった緊張感。

Y先生の企画提案に感謝したい。

ところで、先週の運営委員会で、今度の演奏会について検討した時、ヴィオラの団員は、私しか参加しない状況だった。

いくら急なことでも、1人ではちょっと、ということで、いつもお世話になっているエキストラの方々に、事情をお知らせし、いつもと違って謝礼は差し上げられないが(指揮者もソリストもノーギャラで出演して下さるので)、お手伝いいただければ、と呼びかけた。

その結果、6人のエキストラの方々にご協力いただけることになった。

内、おひとりは、日頃ヴァイオリンでお世話になっている方なので、直接お願いはしなかったのだが、このブログの記事を読んで、ヴィオラが足りないなら、とご連絡を下さった。
また、もうおひとりは、お引き受けいただいたエキストラの方が、けさ、紹介して下さった。

初回早々、3人の方が練習参加して下さった。

ありがたいことだ。

とにかくとにかく、がんばろう。

※練習往復に聴いた音楽
    ブラームス ピアノ五重奏曲
       エッシェンバッハアマデウス四重奏団
    ブラームス 弦楽五重奏曲第1番、第2番
       アマデウス四重奏団、アロノヴィッツ
    ブラームス クラリネット五重奏曲
       ライスター、アマデウス四重奏団
    ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー(全曲盤)
       ヨッフム=ベルリン・ドイツ・オペラ管
    ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
          「ローエングリン」第3幕への前奏曲
       ベームウィーン・フィル