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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

【ネタバレご注意】 2011.5.28 小田和正三重県営サンアリーナ公演 1

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KAZUMASA ODA TOUR 2011 「どーもどーも その日が来るまで」。

三重県営サンアリーナでの公演に行ってまいりましたっ!

本来は、3月26日(土)に静岡でスタートするはずだったこのツアー。
震災の発生に伴って、大幅に日程が変更となり、5月7日(土)に長野でスタートを切った。

この三重公演自体は、日程に変更がなく、結果として、長野、福井、愛媛に続く4カ所目、ツアー開始から3週間、序盤の公演となった。

私は、今次ツアー、初参戦(この後、9月の札幌ドームと東京ドームに行く予定)。

折悪しく、接近する台風の影響での雨の中、伊勢神宮の外宮参拝後、タクシーで会場に向かった。

小田さんのライブで雨だったことがあっただろうか、と妻が言う。
そう言えば、あまり記憶にない。

79年8月4日、田園コロシアムで初めて接したオフコースのライブが雨だったことは鮮明におぼえているが。

雨にめげず、ツアーコンテナ、グッズ売り場と、恒例の場所をまわってから、入場の列に並ぶ。

席は、アリーナDブロック、11列35番36番。

ステージの右真横のポジション。花道が近い。4、5メートルくらい先のところにある。
小田さんや、園山(光博)さんらバンドのメンバーが何度かすぐそこまで来てくれた。
一度、花道から下りて、アリーナ最前列の人にマイクを差し出す、最近お約束の場面もあった。

私は、国技館で相撲を観る時には、枡席よりは2階の椅子席を選ぶ。枡席は傾斜が緩いので、前の人が邪魔になって観づらい。2階席から見下ろした方が、全体が俯瞰できてよい、と思っている。

アリーナ席とスタンド席の関係も似たところがある。アリーナだとまったくの平面なので、見にくいんだよね。
まあ、今回の場合、小田さんがすぐ近くまで来てくれるメリットは大きかったけど。

それにしても、聴衆の年齢層はいよいよ高くなったね(笑)。
前回のツアーから3年経ってるわけだから、小田さん本人も、我々も3つ歳をとってるわけで。
小田さん言うところの、ジジィ、ババァばっかり。

で、会場のところどころに配置されたスタッフはすごく若いので、自分の席がわからないお客さんをスタッフが誘導しているところなどを見ると、何か、息子が母親の面倒をみているような(笑)、そんな感じがする。

男性も、会社だったら役員とか部長とか、あるいは商店会の会長のような年格好の人が、ポロシャツ、ジーンズ姿で来ている。

18:00開演の予定だったが、なかなか席が埋まらず、18:17スタート。

オープニングのアニメーション、今回は、過去のツアーのオープニングの映像をメドレー風につなぐ形で始まった。
1990年のソロ初ツアーから、前回2008年のツアーまで。勘定してみると、小田さんのツアーは、今回で9回目なんだね。
どれも懐かしい。

その後、今回のツアーに向けての新しい映像となった。あの、2008年の自転車転倒事故の場面も(アニメで)入れてある。「今回は借りを返すぞ!」という小田さんの思いが感じられる。

いよいよ、ライブ開始。

いつものバンドに、弦楽四重奏が加わった編成。
(弦は、前回のツアーでは、追加のドーム公演だけだった)

では、セットリストを。

   明日
      (MC)
   ラブ・ストーリーは突然に
   春風に乱れて
   こころ
      (MC) メンバー紹介
   誰れもどんなことも
   こたえ
      (MC)
   たしかなこと
      (MC)
   若葉のひと
      (MC)
   ひとりで生きてゆければ
      (MC)
   I LOVE YOU
   ~切ない愛のうたをきかせて
   ~good times & bad times
   ~めぐる季節
   ~水曜日の午後
   ~少年のように
      (MC)
   緑の街
   風の坂道

      <ご当地紀行>

   グッバイ
   時に愛は
   ~Little Tokyo
   ~愛を止めないで
   ~the flag
   やさしい雨
   Yes-No
   キラキラ
   伝えたいことがあるんだ
   緑の日々
   今日もどこかで
      (MC)
   さよならは言わない
   東京の空
      (MC)
   hello hello

  [アンコール]
   またたく星に願いを
   ダイジョウブ
      (MC)
   生まれ来る子供たちのために
   YES-YES-YES
   いつもいつも

小田さんの場合、アルバムがリリースされた直後のツアーでは、オープニングにアルバムの1曲目をもってくるのが、オフコース時代からの常道。

2008年、「こころ」(自己ベスト・2)、2005年、「まっ白」(そうかな)、2000年、「忘れてた思い出のように」(個人主義)など。

従って、オープニングには少々地味ではあるが、「君のこと」であろう、と予想していたら、はずれた。「明日」。
(しかも、今回のライブ、ニューアルバム「どーも」収録の10曲の内、やらなかったのは「君のこと」だけだったという・・・(笑))

MCの中で、「新しいアルバムは出したが、ライブに来るお客さんには、「昔の曲をやってほしい」という人も多くて・・・」というようなことを言っていた。「昔、チューリップのライブに行ったら、「心の旅」をやらなくて、「何だよ、財津」って思ったことがあるんで、その気持ちはわかる」とも。

ということで、「どーも」からの曲を順次初披露する中、前半の中盤では、「昔の曲をメドレーでやります」。

「めぐる季節」、「水曜日の午後」、「少年のように」は、個人的にはオフコース時代も含めて、ライブでは初めて聴くんじゃなかったかな。

前半では、「緑の街」が、とても聴き応えがあった。この曲、ライブで聴くのは、1997~98年の「THRU THE WINDOW」以来。久しぶりだった。

続く「風の坂道」は、テレビ出演の時などによく歌われるので、しょっちゅう聴いているような気がしていたが、ツアーでとりあげるのは、2002年の「kirakira」以来9年ぶり。これはちょっと意外だった。

「ご当地紀行」は、名古屋から桑名、四日市、津まで。
我々が訪れた松阪や伊勢はとりあげられなかった。翌日の公演では、たぶん続きをやったんだろう。残念。

この「ご当地紀行」、1995年のツアーで小田さんが発案して当たった企画だが、その1回目が、四日市だったのだそうだ。

後半は、アップテンポの曲を並べてたたみかける。

「the flag」は、やっぱりいい曲だ。

「やさしい雨」も、ライブで初めて聴けるのを楽しみにしていた。

しかし、悔しいのは、一緒に歌っていて、高い音が出なくなってしまったこと(笑)。若い頃は、ファルセットを交えてでも、原調でちゃんと歌えたんだけど、今は上のgあたりからだめ。
「キラキラ」なんかは、途中でオクターブ下げて歌う。あー情けない。
レーニングしたら、また出るようになるかなあ。

「どーも」から「hello hello」で本編終了。