naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

乗り切った、偉かった

夕方、妻から電話。

横浜での演奏会本番が終わった、と。

2週間ほど前からの気管支炎で、止まらぬ咳に、ろくに眠れず、ろくに食べられず、という日々。

過去に見たことがない、ぐったりと消耗した姿を見たが、何もしてやれずに過ごした。

出張不在ばかりだったし。

本番までいくらもない中、練習もできず、ソリストとの合わせも休ませてもらってきたが、「プロなのだから、本番は這ってでも行く」と、それだけは言い続けていた。

北海道への出張から帰ったゆうべは、既に今日の本番に向けて横浜に移動していた。

月曜の朝以来顔を見ぬまま、今日、夕方の電話だった。

メールでなく、電話。

終わった、との話に、何もなかったのか、無事に終わったのか、と尋ねた。

何もなく、無事に終わった、と。

よかった、偉かった、がんばった、と声をかけた。

とにかく、大事な仕事を乗り切れて、よかった、よかった。

しかし、それよりも、気管支炎そのものが早く治ってほしい。

眠れない、食べられない、というのはつらかろう。

妻は明日帰ってくる。