naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

とうとう首位交代!

昨6日(木)、中日が広島に勝ち、東京ヤクルト阪神に敗れて、前日現在ゲーム差なしの2位だった中日が、首位に浮上。

中日は、最大10ゲーム差をひっくりかえしての首位。
東京ヤクルトは、5月31日以来維持してきた首位から陥落。

いやー、とうとう。

落合監督の退任が発表されてから、チームは10勝2敗1分の快進撃。
普通、こういうケースでは、チーム成績は落ちることが多い。
梨田監督が退任する、北海道日本ハムがそうだ。好対照。

一方の東京ヤクルトは、ケガ人が続出しているので、やはりやむを得ないところか。

上位2球団による優勝争いは、まだまだ目が離せぬ状況だが、それにつけても、3位のジャイアンツ・・・。

首位に5.5ゲーム差、2位に4.5ゲーム差。とほほ。

今年のジャイアンツは、8月に調子が出たと思ったが、9月にまた失速。
打てない、点がとれない、という状況から、とうとう脱することができぬまま、ここまできてしまった感じだな。

残り13試合、勝負どころの9連戦に臨んで、最初の2試合を、最下位の横浜に負けてるようじゃねえ・・・。

最下位チームに、ここまで13勝10敗と、貯金を3つしか稼げないんじゃ、浮上はおぼつかないなあ。

4位阪神とは3.5ゲーム差。残り試合は阪神の方が7つ多い。
実は、クライマックスシリーズ進出も、ぎりぎりというところにいるんだよね。

残り10試合、全勝するくらいで行ってくんないかなあ・・・。
ムリだろうな。

ところでそのクライマックスシリーズ

今年のパ・リーグだが、今のところは、優勝を決めた福岡ソフトバンク北海道日本ハムオリックスの3チームになることが有力。
(オリックス埼玉西武の3位争いもまだわからないが)

しかし、今シーズンについて言えば、2位の北海道日本ハムは、昨日現在で、首位と14.5ゲーム差だ。
3位オリックスは、17.5ゲーム離されている。

こういうチームが、クライマックスシリーズで、日本シリーズ進出を争っていいもんだろうか。

セもパも、3位までに勝率5割を切っているチームがないのは、まだ救いだが。

で、思い出すのが昨年のパ。

わずか1勝の差で3位にすべりこんだ千葉ロッテが、クライマックスシリーズを制しただけでなく、日本シリーズにまで勝ってしまった、あの「下克上」。

ストーリーとしては、まあ面白かったが、その千葉ロッテが今どうしているかと言えば、昨日現在で借金22、首位とは実に30.5ゲーム差で、最下位だ。

やっぱり、このポストシーズンゲームの制度は、見直しが必要ではないかなあ。

日本シリーズ」というものの意味合いをどう考えるか。

短期決戦の興行収入や、短期決戦ゆえの、昨年の千葉ロッテのようなドラマには、メリットもあるのだろうが、首位から10ゲーム以上離されたチームに、日本シリーズ進出のチャンスがいまだ残っているという制度は、どうなんだろうか。
(昨年のパの場合、4位の北海道日本ハムでも、首位とは3ゲーム差だった)

まあ、オリックス埼玉西武が、これだけがんばっているのは、この制度あってなのかもしれないけど。

難しいところだ。

ともかく、今年は、ポストシーズンゲームで、再三苦い思いをしている福岡ソフトバンクに、相手がどこであれ、ゲーム差通りの結果で、日本シリーズに進出してくれることを、心から願う。

※関連の過去記事 「しかしマリーンズというチームは」
   http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/61738284.html