昨14日(金)、鳥居大輔ピアノリサイタルを聴きに行った。
会社の別部署の女子社員からの紹介。彼女は鳥居氏にピアノを習っているのだそうだ。
夕方からの会議が長引き、終わったのが18時半過ぎ。開演は19時。
●鳥居大輔ピアノリサイタル
日 時 2011年10月14日(金) 19:00開演
会 場 王子ホール
曲 目 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」
シューベルト ピアノ・ソナタ第20番イ長調
ショパン バラード第1番ト短調
ショパン バラード第4番ヘ短調
リスト ピアノ・ソナタロ短調
[アンコール]ショパン 夜想曲第2番変ホ長調
会 場 王子ホール
曲 目 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」
シューベルト ピアノ・ソナタ第20番イ長調
ショパン バラード第1番ト短調
ショパン バラード第4番ヘ短調
リスト ピアノ・ソナタロ短調
[アンコール]ショパン 夜想曲第2番変ホ長調
女性の司会者のMC付き。
鳥居氏の演奏を聴くのは初めて。ピアノはスタインウェイ。
そのMCによると、冒頭の「悲愴」を彼が初めて弾いたのは小学校5年の時だそうだ。
ちょっと、先を急いでいる演奏、という印象。
音楽の局面が変わるところで、ためがほしい気がするのだが、常にストレート。
個人的には、聴いていて音楽と一緒に呼吸ができない、という感じだった。
音楽の局面が変わるところで、ためがほしい気がするのだが、常にストレート。
個人的には、聴いていて音楽と一緒に呼吸ができない、という感じだった。
次のシューベルトは、MCによると、彼が今回のリサイタルを企画するにあたって、まず弾きたい曲だったとのこと。
個人的には、このソナタを生で聴くのは初めてだ。
1楽章は、シューベルトらしい転調が楽しめる。第2主題の方が目立つ音楽に感じられる。
2楽章の憂愁もシューベルトならでは。
3楽章のメロディの一部が、ショパンの変ホ長調のワルツによく似ていると思った。
終楽章は旋律美がきわだつ音楽だが、ちょっと長いかな。事前の予習にウォークマンで聴き流している時には思わなかったことだが。
2楽章の憂愁もシューベルトならでは。
3楽章のメロディの一部が、ショパンの変ホ長調のワルツによく似ていると思った。
終楽章は旋律美がきわだつ音楽だが、ちょっと長いかな。事前の予習にウォークマンで聴き流している時には思わなかったことだが。
このソナタでも、楽章の間が短い気がした。
休憩後は、ショパンのバラード2曲。
このショパンは、踏み外さない、ていねいな、端正な演奏という印象。
そして、最後のリストのソナタ。
美しいが、苦味もある音楽。ショパンとの違いを感じさせられるのはそこかもしれない。
曲が終わった時のフライング気味の拍手(一人だけ)が、非常に残念だった。