12月30日(金)から1月2日(月)まで、3泊4日で奈良に旅行してきた。
京都には何度も行っているが、思ってみれば、奈良にゆっくり旅行したことがない。
それに気づいての旅行先チョイスだった。
それに気づいての旅行先チョイスだった。
私自身は、たぶん、中学校の修学旅行以来だったと思う。
当時、木更津の中学校の修学旅行先というと、奈良、京都が定番だった。
市内の中学校が、こぞって修学旅行先を大阪に変更した中、私の学校(木更津市立木更津第一中学校)だけが、例年通り、奈良、京都に行った。
奈良観光は、それ以来、実に41年ぶりだったと思う。
前回のことはほぼ忘れているし、子供の目、大人の目の違いもある。
ほとんど初めての旅行に等しい状態での、今回の観光だった。
ほとんど初めての旅行に等しい状態での、今回の観光だった。
3泊4日、間の2日を観光に費やす日程は、旅行としては適度な長さだったと思うが、奈良という土地をあれこれ観るには、やはり短かった。
ガイドブックの地図を見ながら、2日の観光日程をどうわりふるか、事前に検討した。
一つ一つの寺を、ていねいにまわって観ていると、思いの外時間がかかったのがその理由だ。
初日、2日目とも、訪れた寺は2つずつにとどまった。
しかも、訪れた寺についても、そのすべてを観てはいない。
しかも、訪れた寺についても、そのすべてを観てはいない。
あれこれまわって、少し街の様子がわかったので、また今後、2回、3回と訪れて、今回行けなかったところを歩きたいと思う。
奈良の街は、静かで地味なところ、との印象を持った。
大変な人出だった薬師寺を除くと、年末年始にもかかわらず概して人が少なく、静かだった。
京都の街のたたずまい、風情とはまた異なる、奈良独特の空気があった。
仏像にふれて、仏教というもの、歴史というものの重みについて、考えることがしばしばあった。
寺、仏像は、京都でももちろん見るのだが、今回の奈良では、何か特別なものを感じたような気がする。
寺、仏像は、京都でももちろん見るのだが、今回の奈良では、何か特別なものを感じたような気がする。
寒い冬ということで、空気の凜とした冷たさが心地よかったが、あちこちで見かけた桜の樹が開花する春は、また違った華やぎがあるのだろうと推測された。
次回は、春、あるいは秋に訪れてみたいと思う。