ユーモアに満ちた休日のひととき~ある音楽家の横顔~
日 時 2012年2月4日(土) 15:00開演
会 場 文京シビックホール大ホール
指 揮 広上淳一
曲 目 山本直純 「マグマ大使」のテーマ
山本直純 NHK大河ドラマ「武田信玄」テーマ曲
メンデルスゾーン(山本直純変曲) ヴァイオリン協奏曲「迷混」より
ヴァイオリン 岡田鉄平
ベートーヴェン(山本直純変曲) 交響曲第45番「宿命」より
杉ちゃん&鉄平with東京フィル:スペシャル・ステージ
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」
山本直純 NHK大河ドラマ「武田信玄」テーマ曲
メンデルスゾーン(山本直純変曲) ヴァイオリン協奏曲「迷混」より
ヴァイオリン 岡田鉄平
ベートーヴェン(山本直純変曲) 交響曲第45番「宿命」より
杉ちゃん&鉄平with東京フィル:スペシャル・ステージ
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」
「迷混」、「宿命」が生で聴けるというのと、CDで日頃楽しんでいる、杉ちゃん&鉄平の、これも生の演奏が聴ける、ということで、チケットを買っておいた。
2階12列32番・33番。
オープニングは「マグマ大使」のテーマ。
しかし、私としては、「少年画報」に連載されていた漫画の方に思い入れがある。
手塚治虫の新作が連載される、というのに先立ち、「こういう物語だ」という情報が紹介され、主人公となるキャラクターの名前が、読者に公募された。
私も、ハガキで申し込んだ覚えがあるが、もちろん採用されなかった。
採用されたネーミングが、「マグマ大使」と知って、なるほど、と恐れ入った記憶がある。
手塚治虫の新作が連載される、というのに先立ち、「こういう物語だ」という情報が紹介され、主人公となるキャラクターの名前が、読者に公募された。
私も、ハガキで申し込んだ覚えがあるが、もちろん採用されなかった。
採用されたネーミングが、「マグマ大使」と知って、なるほど、と恐れ入った記憶がある。
テレビドラマのテーマ曲も、ソノシート(若い人は知らないだろうけど)で何度も聴いておぼえた。
今回の演奏、聞き覚えのあるイントロが始まった時は、なかなか感激だった。
「SOS、SOS、カシン、カシン、カシン」のかけ声は、オケのメンバーが。
「SOS、SOS、カシン、カシン、カシン」のかけ声は、オケのメンバーが。
指揮の広上さんは、リアルタイムでドラマを観ていたとのこと。
演奏会は、杉ちゃん&鉄平と広上さんのMCで進行した。
「宿命」にも、個人的には思い入れがある。
ベートーヴェンのシンフォニーを中心にした、コラージュ作品だが、1番から9番までを全部足した、という意味で、「1+2+3+4・・・+9=45」で45番。
まだホームビデオなどない時代だが、音声だけカセットテープに録音して、繰り返し聴いて楽しんでいたので、結構細部までおぼえている。
曲の大詰めで、指揮者(山本直純)がオケ団員に射殺される、という芝居も忘れられない。
今回は、「迷混」と「宿命」のどちらも、ごくごく短いダイジェスト版だったのが大変残念。
もっと本格的に聴けるものと思っていたのだが、とにもかくにも、部分的にとは言え、生で聴けたのは貴重だった。
もっと本格的に聴けるものと思っていたのだが、とにもかくにも、部分的にとは言え、生で聴けたのは貴重だった。
変曲者自演の初演ライブのCDがあるので、そちらで改めて聴くことにしよう。
そして、ここで、オケが退場し、杉ちゃん&鉄平が登場。
デュオの形で、トークや、ヴァイオリンでのモノマネなどを交えながら、CDでおなじみの冗談音楽を披露し、会場は大いに盛り上がった。
そして、オケが再入場し、ドッペルコンチェルトの形でのコラボ演奏。
暴れん坊ウィリアム・テル
岡田鉄平のヴァイオリンは、音が少々小さく、特にオケと一緒の演奏だと聞こえにくいところもあった。PAで補強してもよかったのではないかと思う。