合宿日誌 練習編～11日午前

さて、明けて11日。

朝食後、まずは合宿係としての仕事を少し。
参加者から徴収する、合宿費用の集金袋を、Ｍさんと一緒に作る。

合宿係代行としては、この集金が主な仕事だ。
会社から、電卓や筆記用具、それから札勘定のために｢メクール｣(指のすべりどめ)も持ってきたよ。

管は、Ｋ先生の指導で、10:30から分奏。

弦の練習は、午後からとなっている。

弦のメンバーで、午前中どうするか相談。

チェロは、10時頃からパート練習をするとのこと。

ヴァイオリン、ヴィオラはどうする？

オケの曲をマジ練するか、それともアンサンブルで遊ぶか？

｢遊びましょう｣の声が大勢を占め(笑)、とりあえず、いる者で持ち寄り楽譜を合わせることになった。

本館和室に譜面台や椅子を準備。

まずは、モーツァルトの交響曲第29番を弦楽四重奏にアレンジした楽譜。
Ｎさんが持ってこられたものだ。

ファースト、ＹＡさん、ヴィオラ、Ｎさん、チェロ、Ｎさん、Ｍさん。

ヴァイオリンが１人しかいないので、私はセカンドの楽譜を(ヴィオラで)弾いた。

１楽章、２楽章、４楽章。

四重奏で弾いても、いい曲だねえ。
実はこの曲、来週のオケ練前の午前、有志でオケ版原曲を合わせる企画がある。

これが終わる頃、和室ではチェロ練が始まることになったので、女性が泊まっている別棟に移動する。

初めて入る、禁断の女子棟(笑)。

とりあえず、私が毎年持ってきている、｢ポピュラー＆クラシック名曲集｣という弦楽四重奏楽譜をやることにした。

昨年の合宿では、この中の｢情熱大陸｣にハマってしまい、何度も練習した末に、宴会の時、頼まれてもいないのに強行乱入して披露したのだった。

ヴァイオリン４人、ヴィオラ２人。

ファースト、ＹＡさん、ＹＭさん、セカンド、Ｍちゃん、Ｐちゃん、ヴィオラ、Ｎさん。
私はチェロの楽譜を弾いた(これもヴィオラでだけど。時々出てくるテナー記号は読めず・・・)。

情熱大陸　(葉加瀬太郎)
威風堂々　第１番より　(エルガー)
アヴェマリア　(シューベルト)
愛のあいさつ　(エルガー)
Ｌｏｖｉｎ’ｙｏｕ　(ミニー・リパートン、リチャード・ルドルフ)
見上げてごらん夜の星を　(いずみたく)
歌劇｢カヴァレリア・ルスティカーナ｣より間奏曲　(マスカーニ)

どれも１回ずつ通しただけだったが、どの曲もアレンジがいいと好評。

その後、｢｢どクラシック｣がやりたい｣、との声があり、これも以前から合宿に持ってきては合わせている、ボロディンの弦楽四重奏曲第２番をやることにした。

１楽章、３楽章、４楽章。

難しそうな２楽章はパス。
４楽章も、何かよくわからん(笑)、という声。
しかし、１楽章、３楽章はいい曲だし、弾いてて気持ちがいいし、ちゃんと練習してみたいね、との声多数。

そうこうする内、もうお昼になってしまった。

お遊びの時間はとりあえず終わり。
午後からは、弦もいよいよ公式練習だ。