naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

合宿日誌 練習編~12日午前

合奏前にまたアンサンブル


一夜明け、合宿ももう半日を残すだけ。
やっぱり、1泊は物足りないなー。

合奏は9:30から。

その前に、という話が持ち上がり(元気な人たちだ)、9時前、有志が和室に集まった。

まず、モーツァルトのホルン五重奏曲

ホルン、Wさん、ヴァイオリン、YAさん、ヴィオラは2本あるが、一夜明けて復活のNさんがファースト、そして私がセカンド、チェロがMさん。

私以外のメンバーは、昨日、この曲を練習していたらしい。

3楽章と1楽章をやった。

こちらも、昨晩の弦楽五重奏同様、敢えてヴィオラを2本にした編成の面白さを、ヴィオラ弾きとしては実感した。

そして、残り時間を気にしつつ、モーツァルトの弦楽五重奏曲を再度。

第4番K516だけでも、と言われるYMさんのリクエストで、1楽章を合わせた。

ヴァイオリンは、ファースト、YMさん、セカンド、YAさん、ヴィオラは、ファースト、Nさん、セカンド、私、チェロ、Mさん。

ここまででいよいよ時間切れ。今回の合宿でのアンサンブル三昧を終了し、ホールへ急いだ。

最後の合奏


日 時 : 2012年2月12日(日) 9:30~12:00
場 所 : ホール
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ブラ3(1・4・2楽章)
弦人数 : 4・3・2・4・2
弓の毛 : 1本(4楽章)

合宿最後の合奏は、団内指揮のK氏の指導で、ブラームスに絞って。

弾いてて、「何かだめだ」と思った。
前日の夜合奏の時のような疲れがあるわけではないのだが、何だか、「こなす」感じになってしまっているというか、ちょっと自分の中に充実するものがなかった。

当初、1楽章と4楽章の予定だったが、時間に余裕があったので、2楽章もやることになった。

で、改めて思ったのだが、この2楽章って、本当にいい音楽だよなあ・・・。

滋味あふれる音楽、という言葉がこれほどぴったりな音楽はなかなかないと思う。
(他に思い起こすのは、エルガーの弦楽セレナーデの2楽章)

特に、木管楽器の魅力!
木管の魅力を満喫できる音楽としては、モーツァルトの「ポストホルン」があるが、あれとはまったく違った味わいだ。

ヴィオラとしては、ラクではない。難しい。冒頭部分なんか特に怖いが。
でも、弾いてて「幸せ~」と感じる。

帰途へ


昼食の後、解散。

今回は、合宿係のお手伝いを務めているので、もう少し仕事がある。

参加者から集めた合宿費用で、民宿への支払。

施設内部のかたづけ確認、忘れ物のチェックなど。

この間、団長が来年の予約も済ませた。

昨年までは、合宿係が仕事をしているのは当然見てはいたものの、具体的にどういうことをしているのかまでは知らなかった。

しかし今回、基本的にはキャリア豊富なMさんの指示に従って動いただけではあるものの、仕事の中身にふれる機会となり、個人的にはとても良い経験ができたと思う。

やはり、固定した人に任せきりにするのでなく、時に別の者にも経験させるべきだね。

合宿だけでなく、団の運営全般についても言えることだけど。

さて、ひと通りの仕事が済んだので、川きんを後にして、岩井駅へ。

ホームには、先に着いていた、K氏、インペクTちゃん、フルートのKさん、ホルンのSさんがいて、一緒に特急に乗った。

車内販売が来たので、さっそく缶ビールを買った(笑)。まだ飲み足りないのか~?

途中、折から運転している、内房線久留里線開業100周年記念のSL、「快足SL内房100周年記念号」が、姉ヶ崎駅で停車しているところに行き会った。

5人の内、私が最初に蘇我で下りて、京葉線へ。

皆さん、お疲れさまでございました。

※合宿往復に聴いた音楽
   プーランク グローリア
   バーンスタイン チチェスター詩篇
      バーンスタインニューヨーク・フィル
   ストラヴィンスキー 詩篇交響曲
      バーンスタイン=ロンドン響
   バッハ マタイ受難曲
      マウエルスベルガー=ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管