naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

【ネタバレご注意】 2012.4.28 小田和正サンワアリーナ青森公演 2

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新作「その日が来るまで」にびっくり!


今回、とにかく驚いたのは、新しい曲が歌われたことだ。

花道先端での、稲葉(政裕)さんとのセッション。メドレーが終わったところでのMC。

「昨年の震災直後、他のアーティストが、現地へ行って歌って被災者を励ましたりした中、自分は歌を歌う気になれなかった」という趣旨の話の後、「1年経って、やっと歌を書きました」。

えーっ??? とびっくり。

新しい曲を書いている、っていうこと自体知らなかったから。

公式サイトやPRESSに、そういう情報あったかなあ。見落としたのかな。

ツアーのサブタイトルと同じ、「その日が来るまで」という曲だった。

いつも以上に歌詞に耳が向く。

ラブソングの形だが、被災地への思いを感じさせる内容だった。

昨年4月に発売されたアルバム、「どーも」。レコーディング自体は、震災前に完了していたと聞く。

収録された曲は、当然震災を想定などしないで書かれたものであるにもかかわらず、震災が起きた状況下で聴く身には、一つ一つ、心にしみるものがあった。

一方、今回の「その日が来るまで」は、明確に意図を持って書かれた作品だ。

いずれリリースされるんだろうか。

(余談になるが、少し前から病気療養している友人がいる。その友人が小田和正を好きか嫌いかを知らぬまま、「どーも」を送った。「hello hello」を始めとする、一連の収録曲の歌詞を聴いてほしいという気持ちだった)

パンフレットのメッセージ


パンフレットの末尾に、小田さんのメッセージが載っている(上の画像)。
ここに掲載しておく。

   全国あちこちの 御当地紀行で
   穏やかな日常に触れるたびに
   広く晴れわたった 青い空を見上げるたびに
   日本中すべての街が こんなだったらいいのに
   どうしてこんなことに なってしまったんだろうと
   悲しかった。

   そして東北に向かう。

   自分に 励ますことなんて きっと出来ないと思う。
   だから ただ
   「君のために ありふれた明日だけを 願う」 と懸命に歌おう。
   「あなたに会えて ほんとうによかった」 と歌おう。

   やがてまた春が来る。
   桜の咲く場所に立って
   そこからみんなと一緒に
   「その日」に向かう一歩を 踏み出したい。

あれこれ


今回の東北公演は、昨年と同じツアータイトル(2011が2012になっただけ)であり、セットリストの通り、曲目の構成は、昨年通りだった。

オープニングのアニメーションも同じ。さて、そろそろメンバーが登場する、と思ったら、普通ならステージの下手から現れるところを、ステージ右手前の花道からの登場で、ちょっとびっくり。会場の構造(楽屋の場所)によるものかもしれない。

1曲目の「明日」は、小田さんが花道先端に立って歌った。

下の画像、赤丸のところが我々のE-3ブロック。

花道に囲まれたポジションなので、小田さんが花道先端にいる時は、立って後ろを向かないと見えない。

以後も、小田さんが花道を移動するのに合わせて、立った状態で360°向きを変えて、ぐるぐると回りながら観ることになる。

今回のライブ、小田さんはあまり調子がよくなかったように感じた。妻も同意見。

声の出が万全でない。高音の張った声はいいのだが、張ったすぐ後、p(ピアノ)になった時に声がくぐもった感じになる。余裕がない、という感じがする。私は小田さんのこういった歌唱をあまり聴いたことがない。

長いツアーの果て、というわけではない。秋田、宮城に続く3カ所目、まだ5公演目だ。
やはり、年齢、ということかな。

走るのはずいぶん走ってたけどね。割合小さめの花道だったし。

「キラキラ」の自転車はなし。花道外周を歩いて1周しただけ。

弦の音が今ひとつ弱かったかな。会場のせいだと思うが、ちょっと残念。

MCの中で面白かったのは、美空ひばりの「リンゴ追分」で、途中の台詞に出てくる「お岩木山」を、ずっと「追分山」だとばっかり思ってた、という話。

「東京の空」では、映像が使われるが、その最後には、「ご当地紀行」でも出てきた八戸線の鮫駅が映った。
その後に映し出された空は、「青森の空」だったんだろう。

さて終演後のタクシー。

会場向かいにある陸運局の敷地に誘導され、3つ列を作って並ぶ。そこに順次タクシーがやってくる。
乗り合いタクシーのチケットを持った人も、そうでない人も混在して並ぶ形。
乗り合いチケットを持った人が1人いたら、係員が「チケットをお持ちの3名様、おられませんか」と声をかけ、後ろにいればその人たちを繰り上げて、1台に4人ずつまとめて乗せていった。

東京のように台数自体が豊富ではないのだろう、車が来る間隔は結構あったが、それでも、誘導案内は手際がよかったし、スムーズに乗ることができた。
札幌ドームの帰りは、雨の中、終演後ちょうど1時間待ってタクシーに乗ったが、今回はほぼ30分で乗れた。

2年にまたがる2008年以来3年ぶりのツアーが間もなく終わる。

今回のMCの中で、小田さんが「あっという間に70歳になってしまいそうなので、できるだけ早い内にまた青森の皆さんに会いたい」という趣旨のことを言っていた。

70歳という言葉が小田さんの口から出たのにちょっと驚いたが、確かに今年9月で65歳。
さあ、次のツアーはいつだろう?

<追記>
mixiの小田関連コミュで得た情報。青森の2日目を、大間ジローさんが聴きに来られていたそうです。
   ※大間さんのブログ J’s Blog
       http://www.omajiro.com/jsblog/