naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

買っちゃいました~ハイドンの弦楽四重奏曲全集!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

ハイドン弦楽四重奏曲全集を買ってしまった。

昨1日(金)、新宿で会社関係の飲み会があり、店に行く前、時間があったので、タワーレコードに立ち寄った。

渋谷の店舗と並んで、クラシックの品揃えが豊富なこの新宿店。

ぶらぶらと店内を見てまわった。

前からほしくてさがしていたものがいくつか見つかった。

買うかな。いや、このところ、レコードも色々買っちゃったし、少し控えないと。
雨模様だから、荷物が増えるのもいやだし。

と、一応「今日は見るだけね」と、自分に言い聞かせて、引き続き店内をぶらぶら。

そしたら。

少し前に、オケ仲間でもあるブロ友のmatuさんの記事で話題になっていた、エドガー・ヴァレーズの「チューニングアップ」が収録された作品集(NAXOS盤)を見つけてしまったぞ。

これもあちこちでさがしてたんだよな。ここにあったか・・・。

このヴァレーズが「トリガー」(笑)になりました。

先刻から、お、これもある、と手元に書き留めておいた盤のところに戻って、数点買ってしまいました。

何と言っても、その中の目玉が、ハイドン弦楽四重奏曲全集。

同じハイドン交響曲全集は、だいぶ前に買った(まだ一部しか聴いていない)。

弦楽四重奏については、今、「ひばり」を練習していて、やっぱりハイドンってすごいなあ、と実感している折から、いずれは全集を入手したいものだとは思っていた。

その全集が、何と3種類も並んでいるではないか。恐るべし、タワレコ

エオリアン弦楽四重奏団
エンジェルス弦楽四重奏団
BUCHBERGER四重奏団。

いずれも輸入盤。

この中から、値段が一番安い、ということと、個人的に昔から知っている盤ということで、エオリアン盤を選んだ。

エオリアン弦楽四重奏団ハイドン全集は、1978年の春に発売された。大学卒業、就職直前のことだった。

画像は、当時の「レコード芸術」3月号に載った広告だ。
「世界初の大企画」とある。
(写真のヴィオラ奏者が高瀬春奈に似ているので、オケ仲間のMと、勝手に「高瀬春奈弦楽四重奏団」と名前をつけたりしたのを思い出す)

LPレコード36枚組、64,800円。
1枚当たり1,800円と割安ではあったが、さすがに手が出ず、購入しなかった。

月評が載ったのは4月号。
室内楽曲担当の小石忠男氏は、本盤を推薦、準推薦にすることなく無印の評価。
(ちなみに、この号の月評には、ヨッフムロンドン・フィルブラームス交響曲全集、小澤征爾=ボストン響のマーラー1番、デイヴィス=コンセルトヘボウ管の「春の祭典」、ラサール四重奏団のベートーヴェン後期四重奏曲集、東京クヮルテットのバルトーク2番6番、ポリーニベートーヴェン後期ソナタ集など、名盤が目白押しだ)

その全集が、何と税込み5,490円。かつての12分の1だ。
22枚組なので、1枚当たり約250円。

安いよねえ。

さあ、少しずつ聴いていこう。

(しかし、ハイドンとヴァレーズ、ツェムリンスキーを同時に買うお客さんもなかなかいないだろうな)