naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~酷暑の中、本番指揮者の合奏

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       美浜公民館の蝉。蝉も暑さのせいか声に元気がない。



日 時 : 2012年8月12日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シベ7、運命(2~4楽章)
弦人数 : 9・8・2・5・2
弓の毛 : 無事

お盆前、酷暑もピークという中の練習だ。
こんなに暑い中、よくみんな集まるよねえ・・・(笑)。

ヴィオラは常識人なのか(爆)、欠席者が多かった。

先週に続いて、本番指揮者Y先生の指導での合奏。
団内指揮者K氏も立ち会われた。

まず、シベ7から。

前半を中心に、止めながら返しての入念な練習になった。

練習記号A’は、ヴィオラ2人しかいないので、つらかった・・・。

シベ7の場合は、まず曲に慣れることが大事、とのお話だった。

「みんなが安心できるように、今日はテンポを動かさないから」と言われていた。最終的には、場所によってもっとうねるようなテンポをとるとのこと。

曲前半については、何度も繰り返し合奏したので、だいぶ曲に慣れることができたと思う。

休憩の後、「運命」。

先週の練習で、Y先生が「この曲は2楽章と3楽章が難しい」とおっしゃっていたが、その2つの楽章を中心に練習した。

シベ7同様、通さずに繰り返し練習しながら先に進む形。

2楽章の練習記号Eから、チェロを受けてヴィオラが入り、セカンドが入る、というくだりでのこと。

まず私が数え間違えて、早く入ってしまった。
オケに笑いが漏れたが、笑う気にはならない。
やり直してすぐ、今度はセカンドが入り間違えた。
再度笑いが起きた時に、ヴァイオリンのある団員が「面白いなあ」とつぶやいた。
これには腹が立った。そういうことは言っちゃいけないだろう、と。
自分は自分のパートがちゃんと弾けるのかもしれないが、こっちは弾けないながらも、間違えてしまいながらも、それを恥じて必死に弾いているのだ。
それを笑われるのは、許せない気持ちになる。

そのことはともかく、この場所は繰り返し練習したので、タイミングは飲み込めた。
もうここについては大丈夫、という自信がついた。
そこまで練習をつけてもらえてありがたかった。

その後、3楽章。

そして、ブリッジから4楽章に入って、練習記号Bの少し先までで終了。

Y先生から、「運命」については、今後、K氏始め他の指導者の練習が続くが、細かい練習をして、早い時期に形をかちっと作っておいてほしい、とのお話があった。
建築物みたいな音楽なので、絶対に崩れないように構築しておくことが大事とのこと。

Y先生の次の合奏は4週間後。

※練習往復に聴いた音楽
    吉松 隆 交響曲第4番
       藤岡幸夫=BBCフィル
    吉松 隆 トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」
       バウスフィールド=藤岡幸夫=BBCフィル
    吉松 隆 アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番(弦楽合奏版)、交響曲第5番
       藤岡幸夫=BBCフィル
    ベートーヴェン 運命
       ベームウィーン・フィル(1977年東京ライブ)
    シベリウス 交響曲第7番
       渡邉暁雄ヘルシンキ・フィル(1982年福岡ライブ)