長年会社の顧問弁護士を務めてこられた先生が亡くなられ、14日(金)に葬儀があった。
長年というのはまさに長年で、34年前、私が会社に入る前から顧問弁護士だった大先生だ。
何かとお世話になった先生の葬儀だが、どうしてもはずせぬ仕事が入っており、出席できない。
出席する者に香典を託した。
夕方、その者が、会葬御礼を持ってきてくれた。
こういうのって、普通、お茶とかじゃないですか。
渡されたのが、ハガキ大の挨拶状と、小さな白い封筒。
何? と思って開けてみたら、ビール券が1枚。
瞬間思ったのは、これ、香典を出したのが私だからでは? ということ。
しかし、まさか、香典の名前を見て、ビール券とお茶を使い分けるとは思えない。
みんなにこれなんだろうな。
そこまで思って、次の考えが浮かんだ。
うちの会社からの香典の場合はすべてビール券、ってのはあるかもしれない。
会社単位だったらありうるかも、というこの考え、いまだに捨てきれないのである。