naokichiオムニバス

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ポリーニ・パースペクティブ2012の新聞批評

19日(月)の朝日新聞夕刊に、ポリーニの公演の批評が掲載された。

4公演全部を聴いての、片山杜秀氏の執筆によるものだ。
(先月の初日を聴きに行った際、たまたま片山氏と前後して入場する形になり、お見かけしていた)

片山氏によると、初日と2日目は、「危うかった」とされている。
ポリーニのからだはあまり切れておらず、音のスピードが、響きに埋もれたと評している。
「太陽に翼を焼かれて墜落するイカロス」に喩えている。

しかし、3日目の「ハンマークラヴィーア」の終楽章で変化が見られ、最終日の30番~32番では、からだが切れており、初日、2日目とは違っていたとの評価。
イカロスが飛んだ」と表現されている。

評の結びは、「苦悩から勝利へ」、「「運命」でも聴くかのような4夜」。
ポリーニはまだやれる」。

自分が聴いての印象が、全公演を聴かれた片山氏の評で、見当違いではなかったように思われたこと、また、前日に「運命」を演奏したばかりであること、この2点から、興味深く読んだのだった。

   ※関連の過去記事
       「ポリーニの音」~初めて実演を聴いて
          http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63312086.html
       ポリーニ二度目の実演を聴く
          http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63350887.html