｢第九｣ミリオーネン音楽会本番終了～ぶっつけ本番

会社関係の急用で、リハーサルを欠席。

急用の対処は何とか終わり、ホールに向かった。

電車の中で、団長始め関係者やパートメンバーに、本番には間に合うように向かっている旨メール。

新浦安駅からタクシーに乗ってホールに戻ったのは、開場30分前、開演１時間前の13時頃だった。

ステージでは、まだリハーサルが続いていて、ちょうど終わる頃だった。

妻からのメールで、リハーサル過程で演奏上の変更事項がいくつかあったと聞いていた。

リハーサル終了を待って、まずトップサイドのＳさんをつかまえ、リハーサルの不在を詫びて、変更箇所を教えてもらう。

開演まで残り少ない時間を、昼食、着替えとあわただしく使い、舞台袖へ。

それにしても、楽器を取り出してすぐ本番というのは、過去に経験がない。本番前日のＧＰを欠席したことはあるが、本番午前のリハーサルに穴を空けたのは初めてだ。

朝からアクシデント続きだし、ステージ上でも、何かあるんじゃないだろうか、と不安になる。
演奏上のミス、あるいは弦が切れるとか・・・。

しかも、開演待ちの間、周囲のメンバーに聞くと、いくつか演出みたいなものもあるらしい。これは、これまでの練習ではやっていなくて、午前のリハーサルで初めて試したようだ。

それを一切知らずに本番に臨むのは、ステージの上で、私一人(笑)。

楽しみなような、不安なような・・・。

そんなこんな、まとまらぬ思いの中、開演となった。

●｢第九｣ミリオーネン音楽会

日　時　2012年12月23日(日)　13:30開場　14:00開演
会　場　浦安市文化会館大ホール
指　揮　木下隆史　古澤利人
管弦楽　浦安シティオーケストラ
合　唱　第九ミリオーネン合唱団２０１２
ソリスト　清水理恵(ソプラノ)、堀万里絵(アルト)、上本訓久(テノール)、古澤利人(バス)
曲　目　もろびとこぞりて　※オケのみ
　　　　　Ｊ．シュトラウスⅡ　皇帝円舞曲　※オケのみ
　　　　　モーツァルト　アヴェ・ヴェルム・コルプス　※合唱とオケ
　　　　　もろびとこぞりて　※合唱とオケ
　　　　　荒野の果てに　※合唱
　　　　　もみの木　※合唱
　　　　　きよしこの夜　※合唱
　　　　　赤鼻のトナカイ　※合唱
　　　　　レハール　メリーウィドーワルツ　※ソリストと合唱とオケ
　　　　　ベートーヴェン　交響曲第９番ニ短調｢合唱付｣から第４楽章　※ソリストと合唱とオケ
　　　　　［アンコール］きよしこの夜　※全員

演奏会は、実行委員で合唱団の一員でもある大間哲氏と、合唱指導兼ソリストの古澤利人先生のＭＣで進行した。

どの曲も、この日初めて弾く、という状況での本番だったが、開演前に懸念したアクシデントはなく、無事に最後まで弾き終えることができた。

よかった～。

今回、妻の母が来聴してくれた。初めてのことだ。

終演後は、当然打ち上げ(笑)。しかし・・・。

妻からは、朝からアクシデント続きでばたばたしたこともあり、打ち上げ参加は見合わせたらどうか、との意見。
言われるだろうな、とは思っていた。何しろ、本番後の打ち上げ帰りに救急車に乗った前科がある私だ。

　　　※その過去記事
　　　　　　　オケ本番の帰りに救急車
　　　　　　　　　　http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/61241081.html

それでなくとも心配な打ち上げ帰り。そこへ持ってきて、朝からの厄日みたいな展開だ。やめろと言うのもわかる。

それは別にして、浦安オケ初舞台を終えた妻の打ち上げもしなければ。
(妻は母を実家に送って行ったので、オケの打ち上げは不参加)

ということで、最終的には、打ち上げには参加したものの、私には誠に異例なことに(笑)、烏龍茶を飲みながら過ごし、中締めを待たずに会場を後にした。

そして、ベロベロで危険な状態ではまったくなく帰宅して、実家から戻った妻と打ち上げをしたのでした。

これで、浦安オケ今年の活動は終了。
(例年であれば、大みそか、舞浜イクスピアリでの第九があるのだが、今年はその企画がなくなったので、この演奏会が代替企画された。例年イクスピアリに参加している団員にとっては、違和感のある大みそかの年越しになることだろう)

年明けからは、６月の定期演奏会に向けての練習となる。

オケの皆さん、今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

※本番往復に聴いた音楽
　　　　松任谷由実、荒井由実　日本の恋と、ユーミンと。
　　　　ベートーヴェン　皇帝
　　　　　　　グールド＝ストコフスキー＝アメリカ響
　　　　ベートーヴェン　ピアノ協奏曲第４番
　　　　　　　グールド＝バーンスタイン＝ニューヨーク・フィル