少し前のことだが、テレビのチャンネルをまわしていて、たまたま観た番組。
小さな子供を持つ若いママさんたちに、自身もママである板谷由夏がインタビューしていた。
その中で、あるママさんが言った言葉が、なるほど、と心に残った。
発言の趣旨は、「妊婦の間は、例えば電車に乗った時に、周囲の人がとても気を遣ってくれたのだが、子供を産んでしまうと、結構白い目で見られたりする」というものだった。
うーん、なるほど。核心を突いた指摘だと思った。
確かに、お腹の大きな女性、あるいはお腹が目立たなくてもマタニティマークをつけている女性には、いたわってあげなければ、という気持ちになる。
一方、いざ産んでしまった赤ちゃんだとか小さな子供を連れた女性の場合、その子供がぎゃあぎゃあ泣きわめいたりしていれば、うるせえなあ、とか、静かにさせろよ、とかいう視線が向くことは、往々にしてあるかもしれない。
私自身、自分の中にそういう面がないと言えば嘘になる。
自分に苦労して子供を育てた経験があったら違うんだろうな。
自分に苦労して子供を育てた経験があったら違うんだろうな。
考えさせられた一言でした。