naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~いまだブルックナーに葛藤

昨日に続いて暖かくなった。コートなし、ジャケットの下のセーターも今日は着ずに出かけた。

新浦安駅前では、震災から2年ということでのイベントが行われている。
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monaの山野楽器に行ってみたら、店内のレイアウトが変わっていた。クラシックのコーナーは、場所は変わったものの、規模は前のまま。

昼食は、mona4階へ。
しばらく来ていなかったが、新しい店ができていた。洋麺屋五右衛門の右隣、確か以前はにんにく屋五右衛門という店があったところが、牛たん焼き仙台辺見という店になっている。

入ってみた。
牛たん炭火焼きランチ。
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アトレのスタバでコーヒーを飲んで、美浜公民館へ。

日 時 : 2013年3月10日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者S先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ブルックナー(4楽章)、パリ(1~3楽章)、ドン・ジョヴァンニ序曲
弦人数 : 6・7・5・5・2
弓の毛 : 1本(ブルックナー)

公民館2階の大集会室では、公民館主催の「心の復興コンサート」というのが行われていた。出演者の内、ヴァイオリンのAさんは、我々のオケの設立当時からお世話になっている方だ。

音楽室では、本番指揮者S先生の指導での合奏。

トップのSさんが来ない。どうしたんだろう。心細いなー、と思っていたら、練習開始直前に登場。よかった~。

まず、ブルックナー4番の4楽章。

楽章冒頭から、練習記号Gの前まで通し演奏。
冒頭に戻っての返し練習。

その後、練習記号Qの前まで練習した。楽章の最後まで行けず。

それにしても、この楽章は難しい。特に、練習記号P前はリズムのかみあわせが大変で、何度も練習した。この部分は、S先生としてはアッチェレランドをかけたいそうだが、現状ではまだ難しい。

その後に出てくる、練習記号Q前のアッチェレランドも厳しい。ある程度弾こうと思ったらね(笑)。個人的には、ここ、現状ではあきらめてる。拍の頭の音だけ出していこうかな、というレベル。それだったら、アッチェレランドしてもらっても平気平気(爆)。

先週の練習で、ブルックナーの得体の知れなさを、弾いていて実感した、と書いた。
その後も、これを6月まで練習しなければならないのか、と思うと、気が重くなった。
何か、精神的に苦痛なのだ。

(ブルックナーは嫌いではない。どちらかと言うと、好きな作曲家に属する。曲としては、この4番は、7~9番より下位にあるのは事実だが)

今日も、弾いていて思ったのだが、ブルックナー独特の、「脈絡」のない転調、楽想の転換は、耳で聴いている分には、個性とも感じるし、魅力も感じる。
ただ、自分で音を出していると、これまで演奏してきたどの作曲家とも違う、そうした部分の「違和感」が非常に大きいのだ。
既に3ヶ月以上弾いているのに、その違和感がなかなかなくならない。

精神的に苦痛、というのは、そのへんだ。

ただ、今日はその一方で、ブルックナーを弾く機会はそうめったにないのだし、楽しみたい、楽しまねば、という思いを持つようにも努めた。

ブルックナーをめぐる(あくまで演奏する立場での)葛藤。
まだしばらくは続きそうだ。

休憩の後は、モーツァルト

暑いので、扇風機がまわった。

31番「パリ」を、1楽章から。この楽章は、本来よりは遅めのテンポで。
そして、2楽章、3楽章。

いつものように細かな指示が色々出たが、2楽章では、S先生から「すごくうまくなった」とのお褒めも。

そして、「ドン・ジョヴァンニ」序曲。
序奏部は省略で、アレグロから。これも、本来よりは遅めのテンポでの練習だった。

個人的にも、オケとしても、モーツァルトについては、だいぶなじんできた、しっくりくるようになってきたかな、という感じがある。
弾いていて楽しい。

来週は分奏。

※練習往復に聴いた音楽
    ストラヴィンスキー ペトルーシュカ
       ブーレーズニューヨーク・フィル
    マーラー 交響曲第9番
       バーンスタインイスラエル・フィル(1985年ライブ)
    ブルックナー 交響曲第9番
       クレンペラー=ニュー・フィルハーモニア管
    モーツァルト パリ
       クリップス=コンセルトヘボウ管